一部の Linux システムで、「代替アップグレード」を実行しているインストーラが、「アップグレードウィザードの起動」ボタンのクリック後にアップグレードツールの起動に失敗する。
この問題はさまざまな Linux システムで発生しています。Java Desktop System 2 でもっとも一般的ですが、Red Hat ディストリビューションでも発生しています。
インストールプログラムの最後の画面で「アップグレードツールの起動」ボタンをクリックすると、そのインストールプログラムはアップグレード処理を完了するためのアップグレードツールの起動に失敗し、コマンドプロンプトに戻ることなくハングアップします。
解決法
この問題は、コマンド行インストールモードを使用して代替アップグレードを実行している場合には発生しません。
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GUI モードで代替アップグレードを実行してこの問題が発生した場合には、インストールプログラムを起動した端末ウィンドウで Ctrl+C を押すことにより、そのインストールプログラムを終了します。
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その端末ウィンドウから次のコマンドを使用してアップグレードツールを起動します。
install_dir/bin/asupgrade --source install_dir/domains --target
install_dir --adminuser adminuser --adminpassword adminpassword
--masterpassword changeit
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adminuser および adminpassword は、アップグレード中のインストールで使用されている値に一致する必要があります。
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アップグレードツールがアップグレードプロセスを完了したあとは、ブラウザを起動して次の URL を入力することにより、「バージョン情報」ページを参照できます。
file://install_dir/docs-ee/about.html
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製品を登録するインストールオプションを選択した場合には、「バージョン情報」ページ上の登録ページへのリンクをたどってください。
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