Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 管理ガイド

ProcedureJVM のクラスパス設定を行う

クラスパスは、Java 実行時環境がクラスやその他のリソースファイルを検索する JAR ファイルのリストです。

手順
  1. ツリーコンポーネントで、「Application Server」ノードを選択します。

  2. 対象となるサーバーインスタンスの「JVM 設定」ノードをクリックします。

  3. タブの下にある「パス設定」リンクを選択します。

  4. 「JVM クラスパス設定」ページで次の操作を行います。

    1. 「環境クラスパス」チェックボックスのデフォルトの選択内容を維持し、CLASSPATH 環境変数を無視します。

      CLASSPATH 環境変数は、プログラミングの基礎練習では便利ですが、エンタープライズ環境での使用はお勧めできません。

    2. Application Server のクラスパスを確認するには、「サーバークラスパス」フィールドの読み取り専用の内容を調べます。

    3. サーバーのクラスパスの先頭に JAR ファイルを挿入するには、「クラスパスのプレフィックス」フィールドにファイルの完全パス名を入力します。

    4. サーバーのクラスパスの最後に JAR ファイルを追加するには、「クラスパスのサフィックス」フィールドにファイルの完全パス名を入力します。

      たとえば、データベースドライバの JAR ファイルを指定します。「JDBC ドライバを統合する」を参照してください。

    5. 「ネイティブライブラリパスのプレフィックス」および「ネイティブライブラリパスのサフィックス」の各フィールドには、ネイティブライブラリパスの先頭、または最後に追加するエントリを指定できます。

      ネイティブライブラリパスは、ネイティブ共有ライブラリの相対パス、標準の JRE ネイティブライブラリパス、シェル環境設定 (UNIX では LD_LIBRARY_PATH)、および「JVM プロファイラ設定」ページに指定したパスを連結したものです。

  5. 「保存」をクリックします。

  6. サーバーを再起動します。