Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 管理ガイド

ProcedureJDBC 接続プールを作成する

JDBC 接続プールとは、特定のデータベースのための再利用可能な接続のグループです。管理コンソールでプールを作成すると、管理者は実際には特定のデータベースへの接続の項目を定義していることになります。

始める前に

プールを作成するには、まず JDBC ドライバをインストールして統合する必要があります。「JDBC ドライバを統合する」を参照してください。

「接続プールを作成」ページを構築する際は、JDBC ドライバおよびデータベースベンダーに固有の特定のデータを入力する必要があります。処理を開始する前に、次の情報を集めます。

手順
  1. 管理コンソールのツリービュー (左側の区画) で、「リソース」ノードを展開します。

  2. 「リソース」ノードで、「JDBC」ノードを展開します。

  3. 「JDBC」ノードで、「接続プール」ノードを選択します。

  4. 「接続プール」ページで、「新規」をクリックします。

  5. 最初の「接続プールを作成」ページで、次の一般設定を指定します。

    1. 「名前」フィールドで、プールの論理名を入力します。

      JDBC リソースの作成時にこの名前を指定します。

    2. 「リソースタイプ」コンボボックスからエントリを選択します。

    3. 「データベースベンダー」コンボボックスからエントリを選択します。

  6. 「次へ」をクリックします。

  7. 2 番目の「接続プールを作成」ページで、「データソースクラス名」フィールドの値を指定します。

    JDBC ドライバに前のページで指定したリソースタイプとデータベースベンダーのデータソースクラスがある場合は、「データソースクラス名」フィールドの値が提示されます。

  8. 「次へ」をクリックします。

  9. 最後に 3 番目の「接続プールを作成」ページで、次のタスクを実行します。

    1. 「一般設定」セクションでその値が正しいことを確認します。

    2. 「プール設定」、「接続検証」フィールド、および「トランザクション遮断」セクション用に、デフォルト値を保持します。

      これらの設定はあとで変更するのがもっとも便利です。「JDBC 接続プールを編集する」を参照してください。

    3. 「追加プロパティー」テーブルで、データベース名 (URL)、ユーザー名、およびパスワードなど、必要なプロパティーを追加します。

  10. 「完了」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド

create-jdbc-connection-pool