管理コンソールの「セキュリティー」ページでは、システム全体のセキュリティー設定をさまざまに設定できます。
管理コンソールのツリーコンポーネントで、「設定」ノードを展開します。
設定するインスタンスを選択します。
「セキュリティー」ノードを選択します。
「セキュリティー」ページが表示されます。
必要に応じて値を変更します。
次の表では、一般的なセキュリティーオプションについて説明しています。
設定 |
説明 |
---|---|
監査ログ |
選択すると監査ログが有効になります。有効な場合、サーバーは「監査モジュール」設定で指定されたすべての監査モジュールのロードおよび実行を行います。無効な場合、サーバーは監査モジュールにアクセスしません。デフォルトは無効です。 |
デフォルトレルム |
サーバーが認証用に使用する有効な (デフォルト) レルム。アプリケーションは、配備記述子で異なるレルムを指定しないかぎり、このレルムを使用します。設定されているすべてのレルムがこのリストに表示されます。デフォルトの初期レルムは、file レルムです。 |
匿名ロール |
デフォルトまたは匿名ロールの名前。匿名ロールはすべてのユーザーに割り当てられます。アプリケーションは、配備記述子でこのロールを使用して任意の人に承認を付与することができます。 |
デフォルト主体 |
デフォルトのユーザー名を指定します。サーバーは、主体が指定されない場合にこれを使用します。このフィールドに値を入力する場合は、「デフォルト主体のパスワード」フィールドに対応する値を入力します。 この属性は通常のサーバー動作には不要です。 |
デフォルト主体のパスワード |
「デフォルト主体」フィールドで指定したデフォルト主体のパスワード。 この属性は通常のサーバー動作には不要です。 |
JACC |
設定されている JACC プロバイダのクラス名。「JACC プロバイダを作成する」を参照してください |
監査モジュール |
コンマで区切られている、監査モジュールプロバイダのクラスのリスト。ここで表示されるモジュールは事前に設定しておく必要があります。監査ログが有効な場合、この設定で監査モジュールが表示される必要があります。デフォルトで、サーバーは default という名前の監査モジュールを使用します。新しい監査モジュールの作成方法については、「監査モジュールを作成する」を参照してください。 |
「追加プロパティー」セクションに、JVM (Java Virtual Machine) に渡すための追加プロパティーを入力します。
有効なプロパティーは、「デフォルトレルム」フィールドで選択したレルムのタイプによって異なります。有効なプロパティーは、次の項目で説明されています。
「保存」を選択して変更を保存するか、または「デフォルトを読込み」を選択してデフォルト値を復元します。