「監視サービス」ページにアクセスします。それには、次の手順に従います。
「監視サービス」ページで、監視レベルを変更するコンポーネントまたはサービスの横にあるコンボボックスから適切な値を選択します。
デフォルトでは、すべてのコンポーネントとサービスで監視がオフになっています。監視をオンにするには、コンボボックスから「低」または「高」を選択します。監視をオフにするには、コンボボックスから「オフ」を選択します。次のコンポーネントおよびサービスに対して、監視機能をオンまたはオフにできます。
JVM - Java 仮想マシンを監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
HTTP サービス - すべてのHTTP リスナーと仮想サーバーを監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
トランザクションサービス - トランザクションサブシステムを監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
JMS/コネクタサービス - Java メッセージサービス (JMS) を監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
ORB - Application Server コアとその接続マネージャーが使用するシステム ORB を監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
Web コンテナ - すべての配備サーブレットを監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
EJB コンテナ - すべての配備 EJB コンポーネント、EJB プール、および EJB キャッシュを監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。EJB ビジネスメソッドも監視するには、このメソッドを「高」に設定します。
JDBC 接続プール - すべての JDBC 接続プールを監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
スレッドプール - すべてのスレッドプールを監視するには、このオプションの監視レベルを「低」に設定します。
「保存」をクリックします。
このリリースには「監視サービスの追加プロパティー」は存在しないので、「追加プロパティー」の表は無視してかまいません。
set
たとえば、HTTP サービスの監視をオンにするには、次の asadmin コマンドを使用します。
asadmin> set --user admin-user server.monitoring-service.module-monitoring-levels.http-service=LOW
監視をオフにしたり、特定のコンポーネントやサービスの監視レベルを設定したりするには、「管理コンソールを使用して監視レベルを設定する」で説明した管理コンソールを使用してもかまいません。
get コマンドを使って監視が現在有効になっているサービスとコンポーネントを確認します。
asadmin> get --user admin-user server.monitoring-service.module-monitoring-levels.* |
次の結果が返されます。
server.monitoring-service.module-monitoring-levels. connector-connection-pool = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels. connector-service = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.ejb-container = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.http-service = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.jdbc-connection-pool = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.jms-service = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.jvm = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.orb = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.thread-pool = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.transaction-service = OFF server.monitoring-service.module-monitoring-levels.web-container = OFF |
set コマンドを使って監視を有効にします。
たとえば、HTTP サービスの監視を有効にするには、次のようにします。
asadmin> set --user admin-user server.monitoring-service.module-monitoring-levels.http-service=LOW |
監視を無効にするには、set コマンドを使って監視レベルに OFF を指定します。