Application Server は、SOAP 処理レイヤー内に統合化されたメッセージセキュリティープロバイダを使用して、メッセージセキュリティーを実装します。メッセージセキュリティープロバイダは、Application Server のその他のセキュリティー機能に依存します。
バージョン 1.5.0 より前のバージョンの Java SDK を使用し、暗号化技術を使用する場合は、JCE プロバイダを設定します。
JCE プロバイダの設定については、「JCE プロバイダを設定する」を参照してください。
ユーザー名トークンを使用する場合は、必要に応じてユーザーデータベースを設定します。ユーザー名およびパスワードトークンを使用する場合は、適切なレルムを設定し、このレルムに適切なユーザーデータベースを設定する必要があります。
ユーザーデータベースの設定については、「レルムを編集する」を参照してください。
必要に応じて証明書と非公開鍵を管理します。
証明書と非公開鍵の管理については、「証明書ファイルについて」を参照してください。
Application Server の機能の設定が完了し、メッセージセキュリティープロバイダがそれらの機能を使用できるようになると、Application Server とともにインストールされたプロバイダを有効にできます。その手順については、「メッセージセキュリティーのプロバイダを有効にする」を参照してください。