csvdmig ユーティリティーの構文は次のとおりです。
csvdmig [-t DestinationDB] [-c ConfigFile] [-e ErrorFile] [-m MappingFile] migrate [DB|LDAP] |
次の表に、csvdmig によって使用されるオプションと、各オプションの説明を示します。
オプション |
説明とデフォルト値 |
---|---|
-m MappingFile |
マッピングファイルを指定する入力パラメータ。マッピングファイルについては、「マッピングファイル」を参照してください。デフォルトは MigrateMapping です。 |
-c ConfigFile |
Calendar Server 設定ファイルを指定する入力パラメータ。デフォルトは ics.conf ファイルです。 |
-t DestinationDB |
データベースの位置を指定する出力パラメータ。デフォルトは MigratedDB です。 ヒント – 常に -t オプションを使用します。作業用ディレクトリ内のデータベースを移行しようとすると、予期しない結果が発生します。「出力先 DB」を参照してください。 |
-e ErrorFile |
解決できないエラー用のエラーファイルの名前を指定する出力パラメータ。デフォルトは MigrateError です。 |
DB | LDAP |
どのデータベースを変更するかを指定します。 DB: カレンダデータベース LDAP: LDAP ディレクトリ デフォルトはカレンダデータベース (DB) です。 |
表 4–1 csvdmig のオプション
オプション |
説明とデフォルト値 |
---|---|
-m MappingFile |
マッピングファイルを指定する入力パラメータ。マッピングファイルについては、「マッピングファイル」を参照してください。デフォルトは MigrateMapping です。 |
-c ConfigFile |
Calendar Server 設定ファイルを指定する入力パラメータ。デフォルトは ics.conf ファイルです。 |
-t DestinationDB |
データベースの位置を指定する出力パラメータ。デフォルトは MigratedDB です。「出力先 DB」を参照してください。 |
-e ErrorFile |
解決できないエラー用のエラーファイルの名前を指定する出力パラメータ。デフォルトは MigrateError です。 |
DB | LDAP |
どのデータベースを変更するかを指定します。 DB: Calendar Server データベース LDAP: LDAP ディレクトリ デフォルトはカレンダデータベース (DB) です。 |
マッピングファイルは、既存のユーザーをそれぞれのドメインにマッピングする入力テキストファイルです。csvdmig を実行する前に、マッピングファイルを作成する必要があります。古い値と新しい値の間にスペースを入力し、1 行に 1 つのエントリを指定します。次に例を示します。
user1 user1@sesta.com user2 user2@siroe.com user3 user3@sesta.com ... usern usern@siroe.com
このユーティリティーでは、移行されたファイルは新しい DestinationDB には移動されません。-t オプションを指定する場合は、csvdmig を実行する前に、移行するデータベースファイルをそのディレクトリにコピーしておく必要があります。
-t オプションを使用しないと、ユーティリティーによって作業用ディレクトリ内のファイルが移行されるため、予期しない結果が発生します。