Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

クラスタ内の各ノードを準備する

クラスタ内の各ノードで次の手順を実行します。

  1. 次の方法で、Calendar Server を実行する Calendar Server ランタイムユーザーおよびグループを作成します。

    1. /etc/group ファイルに icsgroup (または選択した値) を追加します。

    2. /etc/passwd ファイルに icsuser (または選択した値) を追加します。


    ヒント –

    デフォルト名は icsusericsgroup です。別の名前を使用することもできますが、UIDGID の番号は、クラスタ内のすべてのノードで同一である必要があります。ユーザー名を root とすることはできません

    ユーザー名とグループ名は、「インストール後の設定プログラムを実行する」の手順を実行するときに指定する必要があります。


  2. /etc/vfstab ファイルの次のフィールドを追加または設定します。

    • mount point/global/cal (または 「Calendar Server のインストールディレクトリの選択」で選択したファイルシステムのマウントポイント) に設定します。

      • mount at boot オプションを no に設定します。

      • mount options を、FFS の場合は logging、GFS の場合は global,logging に設定します。