ここでは、設定されていない csstored プロセスによる日常的な警告メッセージについて、およびその停止方法について説明します。ここで説明する内容は次のとおりです。
start-cal プログラムはデフォルトで csstored プロセスを起動します。バックエンドマシンで、バックアップ用に csstored を設定していない場合、またはフロントエンドマシンにバックアップする必要があるデータベースを格納していない場合、設定されていないすべてのマシンから、24 時間ごとに情報メッセージが送信されます。csstored によるこのようなメッセージが必要ない場合は、csstored の実行を無効にする必要があります。
設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。
/etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。
古い ics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。
次のパラメータを ics.conf ファイルに追加して、csstored の実行を無効にします。
service.store.enable="no"
ファイルを ics.conf として保存します。
Calendar Server を再起動します。
cal_svr_base/SUNWics5/cal/sbin/start-cal
ics.conf ファイルを編集するときにカレンダサービスを停止する必要はありませんが、変更を適用するためにサービスを再起動する必要があります。
自動バックアップ用に csstored を設定したマシンでは、csstored を無効にしないでください。