Calendar Server は、ユーザーが最初にログインしたときにデフォルトのカレンダを自動的に作成します。この機能を自動プロビジョニングといいます。自動プロビジョニングはデフォルトで有効にされています。ただし、自動プロビジョニングはユーザーカレンダにのみ使用可能です。 リソースカレンダは明示的に作成する必要があります。
Calendar Server は、その名前のカレンダが存在しないかぎり、ユーザー ID からこの新しいデフォルトカレンダのカレンダ ID (calid) を作成します。
たとえば、ユーザー ID が jsmith の John Smith が初めて Calendar Server にログインするときに、Calendar Server は calid として jsmith が設定されたデフォルトカレンダを自動的に作成します。それ以降に John Smith が作成する各カレンダの calid は、カレンダ名の先頭に jsmith: が追加されます。たとえば、John Smith があとで meetings という名前の新しいカレンダを作成する場合、ホストしていない環境内の新しいカレンダの calid は jsmith:meetings です。
デフォルトカレンダを持たないユーザーが参加予定者として指定される場合、Calendar Server はカレンダが見つからないことを示すエラーを返します。