Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

コマンド行ユーティリティーの構文

Calendar Server のコマンド行ユーティリティーの構文は次のとおりです。

utility [ -option [value]] command [target]

それぞれの意味は次のとおりです。

utility は、cscalcsuser など、実行可能なユーティリティーの名前を表します。

option には、コマンドが実行する処理を指定します。オプションは、-d のように、ハイフン (-) に続けて小文字で指定します。角カッコ ([]) で囲まれているオプションは省略可能です。そのように明記されている場合は、複数のオプションを同時に指定できます。

value は、option によって指定される動作をさらに修飾します。 たとえば、-d オプションで使用する説明などがこれに該当します。角カッコ ([]) で囲まれている値は省略可能です。空白文字を含む値は、引用符 (" ") で囲む必要があります。複数の値を指定するときは全体を引用符 (" ") で囲み、各値を空白文字で区切ります。 ただし、セミコロンで区切ったリストを使用する場合など、特に明記されている場合を除きます。

command は、たとえば listcreate のように、ユーティリティーが実行する処理を指定します。縦棒 (|) で区切られているコマンドは、一度に実行できるコマンドがいずれか (両方ではない) であることを示します。

target は、コマンドの実行対象となるカレンダ ID やユーザー ID などのオブジェクトです。