Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

構文


csimport [-v|-q]
          -c calid
         calendar inputfile

次の表は、csimport ユーティリティーで使用できるコマンドを示しています。

表 D–20 csimport ユーティリティーのコマンド

コマンド 

説明 

calendar inputfile

指定した入力ファイルからカレンダをインポートします。ファイルのデータ形式は、指定したファイル名の拡張子によって決定されます。 

  • .ics for iCalendar (text/calendar)

  • .xml for XML (text/xml)

version

ユーティリティーのバージョンを表示します。 

次の表は、csimport ユーティリティーのコマンドオプションを示しています。

表 D–21 csimport ユーティリティーのコマンドオプション

オプション 

説明 

-v

冗長モードで実行します。実行コマンドに関するすべての情報が表示されます。デフォルトはオフです。 

-q

非出力モードで実行します。 

  • エラーが検出された場合にだけ情報を表示し、正常に処理が完了した場合は情報を表示しません。

  • 危険なコマンドの実行確認は行われません。

    デフォルトはオフです。

-c calid

インポートするカレンダのカレンダ ID。calendar コマンドを使用する場合は、このオプションの指定は必須です。 

指定したカレンダ ID がすでに存在する場合、インポートされたデータはそのカレンダにマージされます。デフォルト値はありません。 

詳細は、「 カレンダ固有の識別子 (calid) の作成」を参照してください。