Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

csmonitor

csmonitor ユーティリティーは、次の 3 つの監視機能を実行するスクリプトです。

構文


csmonitor [ -k | -c | -help]

次の表は、csmonitor ユーティリティーで使用できるコマンドを示しています。

表 D–22 csmonitor ユーティリティーのコマンドオプション

パラメータ 

説明 

-k

csmonitor を停止します。 

-c

csmonitor のログをバックアップし、破棄します。 

-help

csmonitor の使用方法を表示します。 

次の表は、csmonitor の設定パラメータを示しています。

表 D–23 csmonitor の設定パラメータ

パラメータ 

説明 

service.monitor.continuous 

csmonitor を連続してループするかどうかを指定します。 

"0": 連続的にループしません。

"1": 連続的にループします。

デフォルトは 0 です。

service.monitor.loopsdelay 

2 つの監視ループの間の遅延時間を秒単位で指定します。デフォルトは "60" です。

service.monitor.emailaddress.from 

csmonitor が送信するメッセージの送信元となる電子メールアドレスを指定します。デフォルトはなしです。 

service.monitor.emailaddress.to 

csmonitor が送信するメッセージの送信先となる電子メールアドレスを指定します。デフォルトはなしです。 

service.monitor.csdb.logthreshold 

正常と判断される最大ディスク消費量のしきい値を、ディスク容量全体のパーセント値で指定します。カレンダデータベースが存在するディスク (csdb ディレクトリ) の消費量がこの値を超えると、csmonitor は警告電子メールメッセージを送信します。 

デフォルトは "90" です。

logfile.monitor.logname 

csmonitor のログファイル名を指定します。

デフォルトは "csmonitor.log" です。

logfile.monitor.maxlogfilesize 

ログファイルの最大サイズを指定します。ログファイルのサイズがこれを超えると、csmonitor はログを csmonitor.log.timestamp という名前で保存し、ログをリセットします。

デフォルトは "2097152" です。

service.monitor.dbglevel 

デバッグレベルを指定します。この値が大きいほど、csmonitor は詳細なメッセージを送信します。

デフォルトは "0" です。