Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

データベースの設定

次の表は、データベース処理の設定で使用される ics.conf パラメータを一覧表示し、各パラメータのデフォルト値と説明を示しています。

表 E–15 ics.conf ファイルのデータベース設定用パラメータ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

caldb.berkeleydb.checkpointinterval

"60"

チェックポイントデータベーストランザクションの間隔 (秒単位)。 

caldb.berkeleydb.circularlogging

"yes"

"yes" を指定すると、トランザクションの同期がとれた後でデータベースチェックポイントファイルが削除されます。自動バックアップを有効にしていないかぎり、この値を “no” に設定しないでください。

caldb.berkeleydb.deadlockinterval

"100"

ブレークが必要なデータベースデッドロックのチェック間隔 (ミリ秒単位)。 

caldb.berkeleydb.homedir.path

"."

データベース予定、作業、アラームファイルが格納されるディレクトリ (プログラム実行可能ファイルに対する相対パス、または絶対パス)。デフォルトは “.” で、次のディレクトリが指定されます。 

/var/opt/SUNWics5/csdb

caldb.berkeleydb.logfilesizemb

"10"

データベースチェックポイントファイルの最大サイズ (M バイト単位)。 

caldb.berkeleydb.maxthreads

"10000"

データベース環境で準備が必要なスレッドの最大数。 

caldb.berkeleydb.mempoolsizemb

"4"

データベース環境の共有メモリーのサイズ (M バイト単位)。 

caldb.calmaster

" "

データベースの管理を担当するユーザーまたはエイリアスの電子メールアドレス。 

caldb.counters

"yes"

"yes" を指定すると、データベース統計情報 (読み取り、書き込み、削除) がカウントされます。

caldb.counters.maxinstances

"100"

カウンタを持てるカレンダの最大数。カレンダでカウンタを有効にするには、cscal コマンド行ユーティリティーを使用します。

caldb.smtpmsgfmtdir

"en"

電子メール通知のフォーマットに使用するファイルのローカライズされたバージョンを含む、/etc/opt/SUNWics5/config 内のディレクトリを指定します。

たとえば、"en" は英語にローカライズされたバージョンのディレクトリを指定し、"fr" はフランス語にローカライズされたバージョンのディレクトリを指定します。 

caldb.smtpport

"25"

SMTP ホストのポート。