Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

Calendar Server へのログイン

ホストされたドメインのインストールでは、各ユーザーはそのドメイン内で一意のユーザー ID (uid) を持つ必要があります。Calendar Server へのログインは、次の形式で行います。

userid[@domain-name]

domain-name を省略すると、ics.conf ファイルの service.defaultdomain パラメータに設定されているデフォルトドメイン名が適用されます。このため、ユーザーは userid を指定するだけでデフォルトドメインにログインできます。

ホストされていないドメイン環境でのインストールでは、domain-name は不要です。ドメイン名を指定しても無視されます。

自動プロビジョニングが有効になっている場合、ユーザーが最初にログインしたときに Calendar Server はそのユーザーのデフォルトカレンダを作成します。カレンダ作成については、第 15 章「カレンダの管理」を参照してください。

ログインの許可は、icsStatus 属性または icsAllowedServiceAccess 属性に基づいています。詳細は、「LDAP 属性とプロパティー名」を参照してください。