cspurge
cspurge ユーティリティーを使用することで、削除ログデータベース (ics50deletelog.db) のエントリを手動で削除できます。
要件
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このユーティリティーは、Calendar Server がインストールされているマシンでローカルに実行する必要があります。
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Calendar Server は稼動中でも停止していてもかまいません。
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インストール時に指定した Calendar Server の実行ユーザーまたはグループ (icsuser、icsgroup など)、または root としてログインする必要があります。
構文
cspurge [-q|-v]
-e endtime
-s starttime
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次の表は、cspurge ユーティリティーのコマンドオプションを示しています。
表 D–26 cspurge ユーティリティーのコマンドオプション
オプション
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説明
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-v
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冗長モードで実行します。実行コマンドに関するすべての情報が表示されます。デフォルトはオフです。
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-q
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非出力モードで実行します。
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-e endtime
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対象範囲の終了時刻を GMT (UTC、Zulu とも呼ばれる) 形式で指定します。この値と同時刻の場合は対象に含まれません。
デフォルトは 0 で、開始時刻以後のすべてが対象となります。
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-s starttime
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対象範囲の開始時刻を GMT (UTC、Zulu とも呼ばれる) 形式で指定します。この値と同時刻の場合は対象に含まれます。
デフォルトは 0 で、終了時刻以前のすべてが対象となります。
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例
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削除ログのすべてのエントリを削除します。
cspurge -v -e 0 -s 0
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2003 年 7 月 1 日から 2003 年 7 月 31 日までのすべてのエントリを削除します。
cspurge -v -e 20030731T235959Z -s 20030701T120000Z
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2003 年 9 月 30 日までのすべてのエントリを削除します。
cspurge -v -e 20031030T235959Z -s 0