Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

MTA の設定

do_the_upgrade.sh ユーティリティーを構成するサブスクリプトのうち、MTA のアップグレード設定を行うものは、make_mta_config_changes.sh と呼ばれ、/var/tmp/UpgradeMsg5toMsg6.ScratchDir にあります。

make_mta_config_changes.sh スクリプトは、*.MERGED サーバー設定ファイルをバックアップし、Messaging Server の現在のバージョンのファイルディレクトリ構造内の元の名前と位置に戻します。

このスクリプトによるファイルの名前の変更と移動が完了すると、imsimta cnbuild コマンドが自動的に実行されて MTA 設定が再コンパイルされます。


注 –

MTA リレーマシンを Messaging Server 5.2 から Messaging Server の現在のバージョンにアップグレードする場合は、make_mta_config_changes.shmake_backup_config_changes.sh を実行するだけです (「バックアップ設定」を参照)。