Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

! と % を使用するアドレスを解釈する

キーワード: bangoverpercentnobangoverpercentpercentonly

アドレスは常に RFC 822 と RFC 976 に準拠して解釈されます。ただし、これらの規格で扱われていない複合アドレスの処理方法については、あいまいな部分があります。特に、A!B%C という形式のアドレスは次のどちらにも解釈できます。

または

RFC 976 では、メールプログラムが後者のルールを使ってアドレスを解釈できるという旨が示唆されていますが、そのような解釈が要求されるとは書かれていません。状況によっては、前者の解釈方法を使ったほうがよい場合があるかもしれません。

bangoverpercent キーワードを使うと、前者の A!(B%C) のように解釈されます。nobangoverpercent キーワードを使うと、後者の (A!B)%C のように解釈されます。nobangoverpercent がデフォルトです。


注 –

このキーワードは、A!B@C 形式のアドレス処理に影響を与えません。これらのアドレスは、常に (A!B)@C として扱われます。このような処理は RFC 822 と RFC 976 の両方で義務付けられています。


percentonly キーワードで、bang パスが無視されます。このキーワードが設定されている場合、パーセントはルーティング用に解釈されます。