高レベルの整合性チェックを行い、メールボックスデータベースを修復するには、次のように入力します。
reconstruct -m
整合性チェックを行い、プライマリパーティションを修復するには次のように入力します。
reconstruct -p primary -m
-p および -m フラグを指定して reconstruct を実行しても、lright.db は修復されません。これは lright.db を修復すると、メッセージストア内のすべてのユーザーに対して ACL のスキャンを実行する必要があるためです。これをすべてのパーティションに対して実行するのは効率的でありません。lright.db を修復するには、reconstruct -l を実行します。
整合性チェックを行い、john という名前のユーザーのメールボックスを修復するには次のように入力します。
reconstruct -p primary -u john -m
-m オプションは以下の場合に使用します。
1 つまたは複数のディレクトリがストアスプール領域から削除されたため、メールボックスデータベースのエントリも削除する必要が生じた場合。
1 つまたは複数のディレクトリがストアスプール領域に復元されたため、メールボックスデータベースのエントリも追加する必要が生じた場合。
stored -d オプションによってデータベースの整合性を保つことができない場合。
stored -d オプションによってデータベースの整合性を保つことができない場合、次の手順を順番に実行します。
すべてのサーバーを停止します。
store_root/mboxlist 内のすべてのファイルを削除します。
サーバープロセスを再起動します。
reconstruct -m を実行して、スプール領域の内容から新しいメールボックスデータベースを構築します。