S/MIME に適用する 3 つの Messaging Server オプションを設定するには、Messaging Server がインストールされたマシンで次の手順を実行します。
root としてログインします。次に、次のように入力します。
# cd msg-svr-base/sbin |
msg-svr-base は Messaging Server がインストールされたディレクトリです。
次の表に説明がある Messaging Server オプションをシステムの要件に応じて設定します。次のオプションを設定するには、configutil ユーティリティーを使用します。別途記載がないかぎり、オプションを設定する必要はありません。
パラメータ |
目的 |
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CRL チェックを処理するプロセスが CRL チェックを実行すべきかどうかを制御します。 0 - プロセスは証明書を CRL でチェックしません。これがデフォルトです。 1 - プロセスは証明書を CRL でチェックします。1 に設定するときには、smime.conf ファイルの crlenable パラメータも 1 に設定します。 |
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CRL 通信に使用するために Messaging Server が実行されるマシンのポート番号を指定します。このポートは、そのマシンのみにローカルに使用されます。値は、1024 よりも大きくする必要があります。デフォルトは 55443 です。 デフォルトのポート番号がすでに使用されている場合は、これは必須のオプションです。 |
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Communications Express メールユーザーが S/MIME 機能を使用できるかどうかを制御します。次の値のいずれかを選択します。 0 - システムが適切なソフトウェアおよびハードウェアコンポーネントで構成されている場合でも、Communications Express メールユーザーは S/MIME 機能を使用できません。これがデフォルトです。 1 - S/MIME 機能の使用を許可されている Communications Express メールユーザーが S/MIME 機能を使用できます。 次に例を示します。 configutil -o local.webmail.smime.enable -v 1 |