Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

UNIX および NT での実装

パフォーマンス上の理由から、MTA はメモリ内にチャネルカウンタのキャッシュを保持します。これには、UNIX では共有メモリセクションを使用し、NT では共有ファイルマッピングオブジェクトを使用します。ノード上のプロセスがメッセージをキューに入れたりキューから取り出すときに、このプロセスがそのメモリ内キャッシュ内のカウンタを更新します。チャネルが作動しているときにメモリ内セクションが存在しない場合、メモリ内セクションは自動的に作成されます (imta start コマンドも、存在しない場合はメモリ内キャッシュを作成)。

imta counters -clear コマンドまたは imta qm コマンドの counters clear は、カウンタをゼロにリセットするために使用することもあります。