Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストール計画ガイド

ソリューションの LDAP スキーマの指定

Directory Server を使用する Java ES ソリューションは、スキーマ 1 およびスキーマ 2 として知られる、標準 LDAP スキーマの 2 つのバージョンのどちらかを使用できます。ソリューションのユーザー管理仕様では、ソリューションでスキーマ 1 とスキーマ 2 のどちらを使用するかを指定します。インストール計画での設定値により、インストールプロセスが正しいスキーマを確実に作成するようにします。

スキーマ 2 は、Access Manager の使用と、Access Manager のシングルサインオン機能をサポートします。シングルサインオンを使用するソリューションでは、スキーマ 2 を使用する必要があります。

インストールプロセスでは、指定されたスキーマのディレクトリを次のように設定します。

ソリューションによっては、スキーマを拡張するための次の手順が必要な場合があります。

LDAP スキーマ仕様は、ソリューションで使用されるスキーマと、ソリューションによって必要とされるすべてのスキーマ拡張を識別します。インストール計画には、正しいスキーマを確立し、指定された任意のスキーマ拡張を実行する手順が含まれます。