Sun Cluster ソフトウェアをインストールして設定するための基本手順は次のとおりです。
Sun Cluster ソフトウェアのインストールを試みる前に、共有外部記憶が接続され、設定済みであることを確認します。これは通常、ネットワーク接続仕様の実装の一部として行われます。詳細については、「ネットワーク接続仕様の作成」を参照してください。
Java ES インストーラを使用して、配備アーキテクチャーで指定されたすべてのコンピュータシステムに Sun Cluster コアソフトウェアをインストールします。この時点では、クラスタ内で動作するコンポーネントをインストールしないでください。
Sun Cluster 設定ユーティリティーを実行するなどして、コンピュータを設定します。
Java ES インストーラを実行 (2 回目) して、クラスタ内で動作するコンポーネントをインストールします。ここでインストールするのは通常、Messaging Server または Calendar Server、あるいはその両方です。これらのコンポーネントは、クラスタ内のコンピュータにのみインストールしてください。
Directory Preparation Tool を実行して、シングルサインオン用の設定など、コンポーネントインスタンスの設定を行います。
コンポーネントインスタンスを実行します。
Java ES インストーラを実行します (3 回目)。Sun Cluster Agent for Messaging Server または Sun Cluster Agent for Calendar Server、あるいはその両方をインストールします。
それぞれのエージェントを使用してコンポーネントリソースを設定し、リソースをリソースグループに追加し、リソースを有効化します。
リソースのフェイルオーバー能力をテストします。