ソリューション内のそれぞれの Instant Messaging インスタンスに対して、ソリューション内のほかのコンポーネントと相互動作するようにインスタンスを設定する値を入力する必要があります。表 3–13 を参考にして設定値を選択します。各設定値の詳細については、『Sun Java System Instant Messaging 7 2005Q1 Administration Guide』の第 1 章「Configuring Instant Messaging after Installation」を参照してください。
表 3–13 Instant Messaging 用の主な設定値
入力フィールド |
ソリューションに対する値の選択 |
---|---|
「Sun Java System Instant Messaging Server」、「Sun Java System Instant Messaging Resources」、「Sun Java System Access Manager Instant Messaging Service」 |
配備アーキテクチャーで指定されたサブコンポーネントを選択します。詳細については、「配備アーキテクチャーの分析」 and 「分散サブコンポーネント」を参照してください。 |
「ランタイムユーザー ID」、「実行時グループ」、「HTTP ポート」、「ドキュメントルートディレクトリ」 |
これらのフィールドを使って、その内部で Instant Messaging クライアントリソースを実行する Web Server インスタンスを指定します。 |
「SSO 用に Identity server の情報を使用するか ?」および「ポリシーの格納に Identity Server を使用するか ?」 |
これらのフィールドを使って、Instant Messaging と Access Manager の対話形態を指定します。 |
「ドメイン名」、「IM サーバーポート」、「マルチプレクサポート」、「サーバーを無効化」、「リモート IM サーバーのホスト名」 |
ドメイン名は、ソリューションで使用しているメールドメインです。これは、Messaging Server の設定時に確立されたドメイン名です。詳細については、表 3–9を参照してください。 |
「LDAP ホスト名」、「LDAP ポート番号」、「ベース DN」、「バインド DN」、「バインドパスワード」 |
ユーザーおよびグループデータ用に使用される Directory Server インスタンスを指定します。「バインド DN」と「バインドパスワード」は、ディレクトリマネージャーのアカウントとパスワードです。「ベース DN」は、Instant Messaging ユーザーデータ用の LDAP 組織です。ソリューションに Messaging Server も含まれる場合、「ベース DN」は Messaging Server 設定によって作成された 電子メールドメイン LDAP 組織です。詳細については、表 3–9を参照してください。 ソリューションで Directory Server インスタンスの負荷分散を使用する場合、負荷分散されるディレクトリサービスの論理 URL を入力します。 |
「SMTP サーバー」 |
Messaging Server を実行しているコンピュータを指定します。Messaging Server インスタンスの負荷分散またはクラスタリングをソリューションで使用する場合、負荷分散されるメッセージングサービスの論理 URL を使用します。 |
「Instant Messenger リソースのコードベース」 |
ユーザーが Instant Messenger クライアントリソースをダウンロードする場所を指定します。 |
「既存ユーザーへの IM サービスの割り当て」 |