ソリューション内のそれぞれの Web Server インスタンスに対して、ソリューション内のほかのコンポーネントと相互動作するようにインスタンスを設定する値を入力する必要があります。表 3–15 を参考にして設定値を選択します。
表 3–15 Web Server 用の主な設定値
入力フィールド |
ソリューションに対する値の選択 |
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「管理者のユーザー ID」および「管理者パスワード」 |
これらのフィールドを使って、Web Server インスタンスの管理者アカウントを作成します。 |
「Web Server ホスト」 |
Web Server がインストールされるコンピュータの完全修飾ドメイン名。この値は、インストールによって作成される Web Server インスタンスの名前として使用されます。 |
「管理ポート」および「管理実行時ユーザー ID」 |
Web Server の管理サーバーが接続を待機するポート。Web Server の管理サーバープロセスは実行時ユーザー ID のもとで動作します。 |
「ランタイムユーザー ID」および「実行時グループ」 |
Web Server インスタンスがそのもとで動作するユーザー ID とグループ。 Web Server を Access Manager または Portal Server 用のコンテナとしてインストールするときは、これらの値を root および other に設定します。 Web Server をそのほかのコンポーネント用のコンテナとしてインストールするときは、root 以外のユーザーを使用します。 |
「HTTP ポート」 |
Web Server が接続を待機するポート。 |
「ドキュメントルートディレクトリ」 |
配備されたドキュメントが保存されるディレクトリ。 代替ディレクトリがすでに存在する場合を除き、デフォルトディレクトリから別のディレクトリに切り替えることはできません。インストーラでは、代替ディレクトリは自動的には作成されません。 |
「システム再起動時に自動的に Web Server を起動」 |
この項目を選択して、コンピュータの最起動時に自動的に再起動するように Web Server を設定します。ただし、 Web Server が Access Manager 用のコンテナとして動作するときはこの値は無視されることに注意してください。Access Manager の起動スクリプトは優先権を持ち、コンピュータの最起動時に自動的に Web Server を再起動します。 |