ソリューション内のそれぞれの Administration Server インスタンスに対して、ソリューション内のほかのコンポーネントと相互動作するようにインスタンスを設定する値を入力する必要があります。特に、Administration Server がその設定データを格納する Directory Server インスタンスを識別します。表 3–6 を参考にして設定値を選択します。
表 3–6 Administration Server 用の主な設定値
入力フィールド |
ソリューションに対する値の選択 |
---|---|
「サーバールート」 |
Administration Server がインストールされるパス名 |
「管理ポート」 |
Administration Server が接続を受け付けるポート |
「管理ドメイン」 |
管理コンソールで、Administration Server インスタンスによって管理されるコンポーネントインスタンスをグループ化するために使われるラベル |
「システムユーザー」および「システムグループ」 |
Administration Server インスタンスがそのもとで動作するユーザー ID とグループ。ここで指定するこのユーザー ID とグループは、Administration Server によって管理されるコンポーネントインスタンスに対するユーザー ID とグループに一致する必要があります。たとえば、特定の Directory Server インスタンスを管理するための Administration Server をインストールしている場合、Administration Server のユーザーおよびグループが Directory Server のユーザーおよびグループと一致する必要があります。 |
「管理者のユーザー ID」および「パスワード」 |
管理コンソールにログインするために使われる管理者アカウントとパスワードを設定します。 |
「Directory Server ホスト」および「Directory Server ポート」 |
Administration Server が、管理ドメイン内のコンポーネントインスタンスの設定データを格納する Directory Server インスタンスを指定します。 |