Service Registry 3 2005Q4 ユーザーズガイド

分類による検索

Classification オブジェクトは、Classification Scheme 内部の有効な値を定義する固有の Concept (ClassificationNodes) を使用してレジストリ内のオブジェクトを分類します。Classification Scheme は、子 Concept の世代を含むツリー構造の親です。表 1–3 は、レジストリの仕様によって提供されるClassification Scheme を示したものです。この表に示した用語の多くは、レジストリの仕様で定義されています。

表 1–3 Classification Scheme の用途

Classification Scheme 名 

使用頻度 

説明または目的 

AssociationType

頻繁 

RegistryObject 間の関連のタイプを定義します。Association インスタンスの associationType 属性の値として使用され、関連の性質を記述します。

ContentManagementService

まれ 

コンテンツ管理サービスのタイプを定義します。検証サービスやカタログサービスなどのコンテンツ管理サービスの設定で使用されます。 

DataType

頻繁 

このマニュアルで定義されているクラス内の属性のデータ型を定義します。Slot インスタンスの slotType 属性の値として使用され、Slot 値のデータ型を記述します。

DeletionScopeType

随時 

RemoveObjectsRequest プロトコルメッセージの deletionScope 属性の値を定義します。

EmailType

まれ 

電子メールアドレスのタイプを定義します。 

ErrorHandlingModel

まれ 

コンテンツ管理サービスのエラー処理モデルのタイプを定義します。 

ErrorSeverityType

まれ 

プロトコルメッセージの処理中にレジストリに発生するエラーの重要度のタイプを定義します。 

EventType

随時 

レジストリに発生するイベントのタイプを定義します。 

InvocationModel

まれ 

レジストリによるコンテンツ管理サービスの呼び出し方法を定義します。 

NodeType

随時 

ClassificationSchemeClassificationNode (Concept) オブジェクトの code 属性の値を割り当てる方法を定義します。

NotificationOptionType

まれ 

レジストリが Subscription 内のイベントを必要なクライアントに通知する方法を定義します。

ObjectType

随時 

レジストリがサポートする RegistryObject のタイプを定義します。 

PhoneType

まれ 

電話番号のタイプを定義します。 

QueryLanguage

まれ 

レジストリがサポートするクエリー言語を定義します。 

ResponseStatusType

まれ 

RegistryResponse のステータスのタイプを定義します。

StatusType

随時 

RegistryResponse のステータスのタイプを定義します。

SubjectGroup

まれ 

アクセス制御のためにユーザーが所属するグループを定義します。 

SubjectRole

まれ 

アクセス制御のためにユーザーに割り当てられるロールを定義します。 

メニュー領域では、ClassificationSchemes ツリーのルートは「説明」フィールドの下にあります。

Procedure分類で検索する

手順
  1. ルートノードを展開すると、Classification Scheme の完全なリストが表示されます。

    各エントリのあとに付く括弧の数は、親に含まれる Concept (ClassificationNode オブジェクト) の数を示しています。

  2. 使用する Classification Scheme のノードを展開します。

  3. Classification Scheme の下の Concept ノードを展開し、検索条件として使用する葉ノードを見つけます。葉ノードとは、その下に Concept がないノードです。

  4. 見つかった葉ノードを選択します。

  5. (省略可能) オブジェクト型を選択するか、名前または説明の文字列を指定して、検索範囲を限定します。

  6. 「検索」ボタンをクリックします。