Classification オブジェクトは、Classification Scheme 内部の有効な値を定義する固有の Concept (ClassificationNodes) を使用してレジストリ内のオブジェクトを分類します。Classification Scheme は、子 Concept の世代を含むツリー構造の親です。表 1–3 は、レジストリの仕様によって提供されるClassification Scheme を示したものです。この表に示した用語の多くは、レジストリの仕様で定義されています。
表 1–3 Classification Scheme の用途
Classification Scheme 名 |
使用頻度 |
説明または目的 |
---|---|---|
AssociationType |
頻繁 |
RegistryObject 間の関連のタイプを定義します。Association インスタンスの associationType 属性の値として使用され、関連の性質を記述します。 |
ContentManagementService |
まれ |
コンテンツ管理サービスのタイプを定義します。検証サービスやカタログサービスなどのコンテンツ管理サービスの設定で使用されます。 |
DataType |
頻繁 |
このマニュアルで定義されているクラス内の属性のデータ型を定義します。Slot インスタンスの slotType 属性の値として使用され、Slot 値のデータ型を記述します。 |
DeletionScopeType |
随時 |
RemoveObjectsRequest プロトコルメッセージの deletionScope 属性の値を定義します。 |
EmailType |
まれ |
電子メールアドレスのタイプを定義します。 |
ErrorHandlingModel |
まれ |
コンテンツ管理サービスのエラー処理モデルのタイプを定義します。 |
ErrorSeverityType |
まれ |
プロトコルメッセージの処理中にレジストリに発生するエラーの重要度のタイプを定義します。 |
EventType |
随時 |
レジストリに発生するイベントのタイプを定義します。 |
InvocationModel |
まれ |
レジストリによるコンテンツ管理サービスの呼び出し方法を定義します。 |
NodeType |
随時 |
ClassificationScheme が ClassificationNode (Concept) オブジェクトの code 属性の値を割り当てる方法を定義します。 |
NotificationOptionType |
まれ |
レジストリが Subscription 内のイベントを必要なクライアントに通知する方法を定義します。 |
ObjectType |
随時 |
レジストリがサポートする RegistryObject のタイプを定義します。 |
PhoneType |
まれ |
電話番号のタイプを定義します。 |
QueryLanguage |
まれ |
レジストリがサポートするクエリー言語を定義します。 |
ResponseStatusType |
まれ |
RegistryResponse のステータスのタイプを定義します。 |
StatusType |
随時 |
RegistryResponse のステータスのタイプを定義します。 |
SubjectGroup |
まれ |
アクセス制御のためにユーザーが所属するグループを定義します。 |
SubjectRole |
まれ |
アクセス制御のためにユーザーに割り当てられるロールを定義します。 |
メニュー領域では、ClassificationSchemes ツリーのルートは「説明」フィールドの下にあります。
ルートノードを展開すると、Classification Scheme の完全なリストが表示されます。
各エントリのあとに付く括弧の数は、親に含まれる Concept (ClassificationNode オブジェクト) の数を示しています。
使用する Classification Scheme のノードを展開します。
Classification Scheme の下の Concept ノードを展開し、検索条件として使用する葉ノードを見つけます。葉ノードとは、その下に Concept がないノードです。
見つかった葉ノードを選択します。
(省略可能) オブジェクト型を選択するか、名前または説明の文字列を指定して、検索範囲を限定します。
「検索」ボタンをクリックします。