Service Registry 内のすべてのオブジェクトは、一意の識別子 (Key とも呼ばれる) と論理識別子の 2 つの識別子を持ちます。多くの場合、一意の識別子と論理識別子は同じです。しかし、あるオブジェクトが複数のバージョンで存在する場合、一意の識別子はバージョンごとに異なりますが、論理識別子は同じになります。(「オブジェクトのバージョンの取得」を参照)。
オブジェクトの一意の識別子の値がわかっている場合は、その String 値を引数として指定して QueryManager.getRegistryObject メソッドを呼び出すことで、オブジェクトを取得できます。たとえば、bqm という BusinessQueryManager インスタンスがあり、String 値が idString である場合は、次のコードでオブジェクトを取得できます。
RegistryObject obj = bqm.getRegistryObject(idString);
オブジェクトを取得したら、オブジェクトの型、名前、説明などの属性を取得できます。
一意の識別子によってオブジェクトを検索する例については、<INSTALL>/registry/samples/search-id/src ディレクトリにある JAXRSearchById.java を参照してください。このサンプルは、指定された一意の識別子を持つオブジェクトを検索します。