オブジェクトに外部識別子を追加するには、次の手順に従います。
使用する分類スキーマを検索または作成します。
その分類スキーマを使って外部識別子を作成します。
外部識別子を作成するには、Concept 階層を持たない分類スキーマである「外部分類スキーマ」を使用します。外部識別子に名前と値を指定します。
Service Registry に付属しているデータベースには、外部分類スキーマは含まれていません。外部分類スキーマを使用するには、次のようなコードを使って事前にそれらを作成する必要があります。
ClassificationScheme extScheme = blcm.createClassificationScheme("NASDAQ", "OTC Stock Exchange"); |
通常、既存の分類スキーマを検索するには、「オブジェクトへの分類の追加」で説明したように BusinessQueryManager.findClassificationSchemeByName メソッドを呼び出します。
たとえば、次のコードでは、前の手順で作成した外部分類スキーマを検索しています。
ClassificationScheme extScheme = bqm.findClassificationSchemeByName(null, "NASDAQ"); |
外部識別子を追加するには、LifeCycleManager.createExternalIdentifier メソッドを呼び出します。このメソッドは分類スキーマ、外部識別子の名前、外部識別子の値の 3 つの引数を取ります。続いて、その外部識別子をオブジェクトに追加します。
ExternalIdentifier extId = blcm.createExternalIdentifier(extScheme, "Sun", "SUNW); object.addExternalIdentifier(extId); |
「分類の追加: 例」で説明したサンプル <INSTALL>/registry/samples/publish-object/src/JAXRPublishObject.java は、オブジェクトへの外部識別子の追加も行います。