サーバー全体のデフォルトを使用して優先メールホストと優先メールストアを設定する場合は、この項で説明されている手順を実行します。
「優先メールホスト」フィールドをコンソール (特に「新規組織」ウィザードや「組織のプロパティー」画面) から削除する必要がある場合は、次の手順に従います。
Security.properties ファイルを編集します。この手順は、この項で説明します。
MailHostStorePlugin を使用できるようにします。この手順は次の「Delegated Administrator のプラグインの追加」で説明します。
Security.properties ファイルを使用すると、すべてのロールまたは個別のロールについて Delegated Administrator コンソールをカスタマイズできます。
Security.properties ファイルは da_base/da/WEB-INF/classes/com/sun/comm/da/resources ディレクトリに格納されています。
コンソールから優先メールホストを削除するには、Security.properties ファイルに次に示す行を追加します。
# Remove Preferred Mail Host from UI *.NewOrganizationPage6.PreferredMailHostProperty=INVISIBLE *.NewOrganizationSummaryPage.PreferredMailHostSummaryProperty=INVISIBLE *.OrgProperties.MailHostName=INVISIBLE *.OrgProperties.MailHostNameText=INVISIBLE *.OrgProperties.MailHostValue=INVISIBLE |
注意: 個別にカスタマイズする場合にこのファイルに行を追加できますが、既存の行を編集しないでください。既存の行を編集すると、コンソールで例外がスローされる場合があります。
ファイルのプロパティーは次の形式です。Security Element Name=Permission
Security Element Name は次の形式です。Role Name .Container View Name. Console Element Name
Security Element は、アクセス権を定義するコンソールの要素とロールを指定します。要素名がわからない場合、ページのソースを表示し、ページに表示される名前と該当するコンソール要素を一致させます。
ページの名前は完全修飾名です。Container View Name .Console Element Name の形式をとる名前の最後の 2 要素のみをピックアップする必要があります。
Delegated Administrator のロール名に使用できるのは次の名前です。
“ProviderAdminRole” (SPA) このロールの詳細については、付録 A 「サービスプロバイダ管理者とサービスプロバイダ組織」を参照してください。
“OrganizationAdminRole” (OA)
“Top-levelAdminRole” (TLA)
“*” (特定のロールに対してアクセス権がオーバーライドされないかぎり、すべてのロールにアクセス権が適用される)
アクセス権は次の文字列のいずれかとします。
EDITABLE– セキュリティー要素が編集可能であることを示します。
NONEDITABLE– セキュリティー要素が読み取り専用であることを示します。
VISIBLE– セキュリティー要素が表示可能で読み取り専用であることを示します。
INVISIBLE– セキュリティー要素が非表示であることを示します。