Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 管理ガイド |
第 5 章
root 以外のユーザーとしての Portal Server の実行root 以外のユーザーとして実行されるように Sun JavaTM Portal Server を設定するインストール後の手順について説明します。root 以外のユーザーとして Portal Server を実行することはオプションです。次に示す手順は、root ユーザーとして実行されている Sun Java Portal Server インストールを、root 以外のユーザーとして実行するための設定手順です。
root 以外のユーザーとして Portal Server を実行する
この手順は、次のことを前提としています。
特に指定されないかぎり、すべての手順をスーパーユーザーとして実行してください。
- 次のディレクトリの所有権を、root から Userid:UserGroup に変更します。つまり、次のように入力します。
- chown -R Userid:UserGroup /opt/SUNWps
- chown -R Userid:UserGroup /etc/opt/SUNWps
- chown -R Userid:UserGroup /var/opt/SUNWps
- chown -R Userid:UserGroup /opt/SUNWam
- chown -R Userid:UserGroup /etc/opt/SUNWam
- chown -R Userid:UserGroup /var/opt/SUNWam
- chown -R Userid:UserGroup WEBCONTAINER-DIR
Java Enterprise System インストーラーを使用せずに、root 以外のユーザーとして Sun Java System Access Manager をインストールした場合、Access Manager のディレクトリの変更方法については、Access Manager のマニュアルを参照してください。
- Portal Server のディレクトリに次の権限を設定します。
- Directory Server を root 以外のユーザーとして再起動します。
Java Enterprise System インストーラによって、/usr/jdk/entsys に JavaTM Development Kit (JDKTM) がインストールされます。ディレクトリの所有権と権限を、次のように root 以外のユーザーに変更します。
- Web コンテナと Directory Server を停止します。
- すべてのプロセスが停止していることを確認してください。
確認するには、次のように入力します。
- シャットダウンされなかったプロセスは強制終了してください。
- Directory Server と Web コンテナを起動します。
- ディレクトリと Web コンテナプロセスの所有者を確認します。root 以外のユーザーとして動作しています。