Sun Java Enterprise System 用語集

 

J2EETM アプリケーション( J2EE application)

(n.) 「J2EE プラットフォーム (J2EE platform)」機能の配備可能なユニット。単体の J2EE モジュールの場合も、J2EE アプリケーション配備記述子とともに EAR ファイルにパッケージ化された一連のモジュールの場合もあります。J2EE アプリケーションは、通常、複数のコンピューティング階層に分散させて設計されます。

J2EE コンポーネント (J2EE component)

(n.) コンテナでサポートされる機能が自己完結したソフトウェアユニット。配備時に設定できます。「Web アプリケーション (web application)」、「セッション Bean (session bean)」、「エンティティー Bean (entity bean)」、「メッセージ駆動型 Bean (message-driven bean)」、「アプリケーションクライアント (application client)」、「コネクタ (connector)」など。これらの J2EE コンポーネントは、JavaTM プログラミング言語で記述され、Java 言語によるほかのプログラムと同様の方法でコンパイルされます。「構成要素 (コンポーネント)」も参照してください。

J2EE モジュール (J2EE module)

(n.) 同じコンテナタイプの 1 つ以上の J2EE コンポーネントと、そのタイプの配備記述子 1 つで構成されるソフトウェアユニット。モジュールは、スタンドアロンユニットとして配備することも、J2EE アプリケーションに組み込むこともできます。「ライフサイクルモジュール (life-cycle module)」、「モジュール」も参照してください。

J2EE プラットフォーム (J2EE platform)

(J2EETM platform (Java 2 Platform, Enterprise Edition)) (n.) 多層 Web ベースエンタープライズアプリケーションを開発および配備するための環境。J2EE プラットフォームは、一連のサービス、「API」、およびこれらのアプリケーションを開発する機能を提供するプロトコルから構成されています。

J2EE 製品 (J2EE Product)

(n.) J2EE プラットフォーム仕様に適合した実装。

J2EE 製品プロバイダ (J2EE product provider)

(n.) J2EE 製品を提供するベンダー。

J2EE サーバー (J2EE server )

(n.) J2EE 製品の実行時部分。J2EE サーバーは、EJB と Web コンテナのどちらかまたは両方を提供します。「コンテナ (container)」も参照してください。

J2METM プラットフォーム (J2ME platform)

(J2ME platform (Java 2 Platform, Micro Edition)) (n.) 幅広いコンシューマ製品 (ポケットベル、携帯電話、スクリーンフォン、デジタルセットトップボックス、カーナビゲーションシステムなど) 向けに高度に最適化された Java 実行時環境。

J2SETM プラットフォーム (J2SE platform)

(Java 2 Platform, Standard Edition) (n.)主要な Java テクノロジプラットフォーム。

JAF

(JavaBeansTM Activation Framework) (n.) MIME データタイプのサポートを Java プラットフォームに統合します。「MIME データタイプ (MIME Data Type)」も参照してください。

JAR ファイルの規約 (JAR file contract)

(n.) エンタープライズ Bean パッケージに含める必要のある情報について規定した、Java アーカイブファイルの規約。

JATO

(n.) Java プログラミング言語と「XML (拡張可能マークアップ言語)」で記述されたコード間で、コード変換を行うライブラリ。Sub Java System Web Application Framework および Application Framework とも呼ばれます。JATO は、エンタープライズ Web アプリケーション開発用に装備されています。JATO には、表示フィールド、アプリケーションイベント、コンポーネント階層、ページ中心開発方式などの概念が組み合わされています。

J2EE プラットフォーム (Java 2 Platform, Enterprise Edition) (J2EE platform (Java 2 Platform, Enterprise Edition))

J2EE プラットフォーム (J2EE platform)」を参照してください。

J2ME プラットフォーム (Java Platform, Micro Edition) (J2ME platform (Java Platform, Micro Edition))

J2METM プラットフォーム (J2ME platform)」を参照してください。

J2SE プラットフォーム (Java 2 Platform, Standard Edition) (J2SE Platform (Java 2 Platform, Standard Edition))

J2SETM プラットフォーム (J2SE platform)」を参照してください。

JavaBeanTM 名前空間 (JavaBean namespace)

(n.) パッケージで定義される一連の要素名に一意のラベルを指定できるようにする標準。パッケージを使用するドキュメントは、要素名どうしの競合を起こさずに、ほかのドキュメントに組み込むことができます。パッケージ内で定義されている要素は一意に識別されるので、たとえばパーサーは、別のパッケージではなく、使用するパッケージに従って要素に割り込むタイミングを決定できます。

JavaBeans Activation Framework

JAF」を参照してください。

JavaBeans コンポーネント (JavaBeans component)

(n.) ツールによる操作や、アプリケーションの作成が可能な Java クラス。JavaBeans コンポーネントは、特定のプロパティーおよびイベントのインタフェース規約に従う必要があります。

JavaBeans コンポーネントアーキテクチャー (JavaBeans component architecture)

(n.) 移植可能でプラットフォームに依存しない、再利用できるコンポーネントモデル。

Java Enterprise System

(n.) 個々の Sun ソフトウェア製品を、分散エンタープライズアプリケーションをサポートする 1 つのソフトウェアシステムにまとめた統合システム。

Java ES

Java Enterprise System」を参照してください。

JavaTM ES 共有コンポーネント ( Java ES shared component)

共有コンポーネント (shared component)」を参照してください。

JavaMailTM (API、拡張) (JavaMail (API, extension))

(n.) 電子メールの送受信用 API。アプリケーションコードは、Java Naming and Directory InterfaceTM (JNDI) サービスにより、JNDI 名を使って JavaMail セッションリソースオブジェクトを特定します。

JavaScriptTM プログラミング言語 (JavaScript programming language)

(n.) クライアントおよびサーバーのインターネットアプリケーションを開発する際に使用する、コンパクトなオブジェクトベーススクリプト言語。

JavaServer FacesTM 変換モデル (JavaServer Faces conversion model)

(n.) JavaServer Faces UI コンポーネントが生成する文字列ベースのマークアップとサーバー側 Java オブジェクトの間の変換メカニズム。

JavaServer Faces イベントおよびリスナーモデル (JavaServer Faces event and listener model)

(n.) JavaServer Faces UI コンポーネントによってイベントが処理される方法を決定するメカニズム。このモデルは、JavaBeans コンポーネントイベントおよびリスナーモデルに基づいています。

JavaServer Faces 式言語 (JavaServer Faces expression language)

(n.) JavaServer Faces UI コンポーネントタグ属性で使用される単純な式言語。関連コンポーネントを Bean プロパティーにバインドしたり、関連コンポーネントの値をメソッドや外部データソース (Bean プロパティーなど) にバインドしたりするために使用します。「JSP 式言語 (JSP expression language)」による式とは異なり、JavaServer Faces EL による式は、Web コンテナではなく JavaServer Faces 実装によって評価されます。

JavaServer Faces ナビゲーションモデル (JavaServer Faces navigation model)

(n.) JavaServer Faces アプリケーションでページが表示されるシーケンスを定義するメカニズム。

JavaServer Faces UI コンポーネント (JavaServer Faces UI component)

(n.) データをクライアントに出力したり、ユーザーが JavaServer Faces アプリケーションにデータを入力したりできるようにするユーザーインタフェースコントロール。

JavaServer Faces UI コンポーネントクラス (JavaServer Faces UI component class)

(n.) JavaServer Faces UI コンポーネントの動作やプロパティーを定義する JavaServer Faces クラス。

JavaServer Faces テクノロジ (JavaServer Faces technology)

(n.) Java プログラミング言語で記述された Web アプリケーションのサーバー側ユーザーインタフェースを構築するためのフレームワーク。

JavaServer Faces 検証モデル (JavaServer Faces validation model)

(n.) ユーザーが JavaServer Faces UI コンポーネントに入力するデータを検証するメカニズム。

JavaServer PagesTM テクノロジ (JavaServer Pages technology)

JSP テクノロジ (JSP technology)」を参照してください。

Java Web Start ソフトウェア (Java Web Start software)

(n.) Web アプリケーションの起動ツール。Java Web Start ソフトウェアを使用すれば、Web リンクをクリックしてアプリケーションを起動できます。アプリケーションがコンピュータにインストールされていない場合、Java Web Start は自動的にアプリケーションをダウンロードし、コンピュータのキャッシュに保存します。アプリケーションがキャッシュにダウンロードされると、デスクトップアイコンまたはブラウザのリンクからアプリケーションを起動できます。アプリケーションの起動方法に関係なく、常にアプリケーションの最新バージョンが起動されます。

JAXM

(Java API for XML Messaging) (n.) SOAP 標準を使用してアプリケーションによるドキュメント指向 XML メッセージの送受信を可能にする Java API。これらのメッセージは、ファイルが添付されていても、されていなくても送受信できます。

JAXP

(Java API for XML Processing) (n.) 「XML (拡張可能マークアップ言語)」ドキュメントを処理するための API。JAXP では、パーサー規格の SAX や DOM を使用して、イベントのストリームとしてデータを解析したり、ツリー構造表現を作成したりできるようにします。JAXP では、「XSLT (拡張可能スタイル言語変換)」規格をサポートしているため、データの表現を制御したり、データを別の XML ドキュメントや HTML などの別のフォーマットに変換したりすることができます。JAXP には名前空間サポートが用意されているため、スキーマを処理する際に名前の競合を回避することができます。

JAXR

(Java API for XML Registries) (n.) さまざまな種類の「XML (拡張可能マークアップ言語)」レジストリにアクセスするための、統一された標準 Java API。ユーザーは、Web サービスを作成、配備、および検出できます。「レジストリ (registry)」も参照してください。

JAXR クライアント (JAXR client)

(n.) JAXR API を使って JAXR プロバイダ経由でビジネスレジストリにアクセスするクライアントプログラム。

JAXR プロバイダ (JAXR provider)

(n.) JAXR API の実装。特定のレジストリプロバイダまたは共通の仕様に基づく一連のレジストリプロバイダへのアクセス機能を提供します。

JAX-RPC

(Java API for XML-based RPC) (n.) 「XML (拡張可能マークアップ言語)」ベースの「RPC (遠隔手続き呼び出し)」プロトコルに基づいて、開発者が相互利用可能な Web アプリケーションと Web サービスを作成するのを可能にする Java API。

JDBCTM 接続プール (JDBC connection pool)

(n.) データベースへの接続を指定するための JDBC データソースのプロパティーと接続プールのプロパティーを組み合わせるプール。

JDBC リソース (JDBC resource)

(n.) アプリケーションサーバー内で稼働しているアプリケーションを、既存の JDBC 接続プールを介してデータベースに接続するために使用するリソース。アプリケーションが使用する Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名と既存の JDBC 接続プールの名前で構成されています。

JDBC テクノロジ (Java DataBase Connectivity ソフトウェア)

(JDBC technology (Java DataBase Connectivity software)) (n.) 開発者がデータ認識コンポーネントを作成するときに使う、標準ベースの一連のクラスおよびインタフェース。JDBC API は、プラットフォームやベンダーに依存せずに、データソースに接続して対話型の操作を実行するための手法を実装します。JDBC テクノロジでは、SQL ベースのデータベースアクセス用に呼び出しレベルの API を提供します。

JHTML (J-Sky ハイパーテキストマークアップ言語)

(JTHML (J-Sky hypertext markup language)) 日本語 J-Sky デバイスをプログラムするための Vodafone の独自言語。

JMS

(Java Message Service) (n.) (n.) メッセージサービス機能への Java クライアントのアクセス方法について定義するインタフェースおよびセマンティックの標準セット。これらのインタフェースを利用することにより、Java プログラミング言語で記述されたプログラムで、メッセージの作成、送信、受信、および読み取りを行うことができます。

JMS 管理対象オブジェクト (JMS administered object)

(JMS-administered object (Java Message Service administered object)) (n.) 1 つ以上の JMS クライアント用に管理者が作成する、あらかじめ設定された Java Message Service オブジェクト (「JMS 接続ファクトリ (Java Message Service 接続ファクトリ)」または「JMS 送信先 (Java Message Service 送信先)」)。管理オブジェクトを使用することにより、JMS クライアントがプロバイダの独自性から切り離すことができるので、クライアントをプロバイダ依存しないようにすることができます。これらのオブジェクトは、管理者によって Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名前空間に配置されます。JMS クライアントは、JNDI 検索を使用してそれらのオブジェクトにアクセスします。

JMS API

(Java Message Service API) (n.) JMS クライアントが JMS メッセージサービスの機能にアクセスする方法を定義するインタフェースとセマンティックの標準セット。これらのインタフェースを利用することにより、Java プログラミング言語で記述されたプログラムで、メッセージの作成、送信、受信、および読み取りを行うことができます。

JMS アプリケーション (Java Message Service アプリケーション)

(JMS application (Java Message Service application)) (n.)メッセージを交換する 1つ以上の JMS クライアント。

JMS クライアント (Java Message Service クライアント)

(JMS client (Java Message Service client)) (n.) JMS メッセージサービスを使ってメッセージを交換する別の JMS クライアントと通信するアプリケーションまたはソフトウェアコンポーネント。

JMS 接続ファクトリ (Java Message Service 接続ファクトリ)

(JMS connection factory (Java Message Service connection factory)) (n.) JMS クライアントが JMS メッセージサービスへの接続を確立するために使用する Java Message Service によって管理されるオブジェクト。

JMS 送信先 (Java Message Service 送信先)

(JMS destination (Java Message Service destination)) (n.) 作成されたメッセージが配信される JMS メッセージサービスの物理的な送信先。メッセージはそこでルーティング処理されたあと、コンシューマに向けて配信されます。この物理的な送信先は、JMS クライアントが送受信されるメッセージの送信先を指定するために使用する、JMS 管理によるオブジェクトによって識別およびカプセル化されます。

JMS メッセージ (Java Message Service メッセージ)

(JMS messages (Java Message Service messages)) (n.) Java Message Service のクライアントによってコンシュームされる非同期要求、レポート、またはイベント。メッセージは、ヘッダーと本体から構成されており、ヘッダーにはフィールドを追加できます。メッセージのヘッダーでは、標準フィールドとオプションのプロパティーを指定します。送信中のデータはメッセージ本体に含まれています。

JMS プロバイダ (JavaMessage Service プロバイダ)

(JMS provider (Java Message Service provider)) (n.) メッセージングシステムの JMS インタフェースを実装し、製品全体に必要な管理および制御機能を追加する製品。

JMS サービス (Java Message Service サービス)

(JMS service (Java Message Service service)) (n.) JMS クライアントへの接続、メッセージのルーティングおよび配信、持続性、セキュリティー、ロギングなど、Java Message Service のメッセージングシステム用の配信サービスを提供するソフトウェア。メッセージサービスは、JMS クライアントのメッセージ送信先、およびメッセージを消費するクライアントに配信されるメッセージの送信元である物理的送信先を維持します。

JMS セッション (Java Message Service セッション)

(JMS session (Java Message Service session)) (n.)JMS メッセージを送受信するためのシングルスレッドのコンテキスト。JMS セッションは、非トランザクションやローカルトランザクションである場合や、分散トランザクションに参加する場合もあります。

JNDI 拡張 (Java Naming and Directory Interface 拡張)

(JNDI extension (Java Naming and Directory Interface extension)) (n.) 企業の複数のネームサービスやディレクトリサービスに対する統一インタフェースを Java テクノロジ対応のアプリケーションに提供する、Java プラットフォームの標準拡張。Java Enterprise API セットの一部として、JNDI は、企業の異種ネームサービスおよび異種ディレクトリサービスへの接続を可能にします。

JNDI 名 (Java Naming and Directory Interface 名)

(JNDI name (Java Naming and Directory Interface name)) (n.) JNDI ネームサービスに登録されているリソースへのアクセスに使用する名前。

ジョブコントローラ (job controller)

(n.) ほかのさまざまな MTA コンポーネントの要求に応じてタスクをスケジュールおよび実行する「MTA (メッセージ転送エージェント)」コンポーネント。

ジョインルール (join rule)

(n.) Directory Proxy Server 二次データビューのエントリと一次データビューのエントリをリンクする方法や、SQL テーブルのエントリと別の SQL テーブルのエントリをリンクする方法を指定するルール。

jspc ユーティリティー (jspc utility)

(n.) 「JSP テクノロジ (JSP technology)」によって作成されたページのコンパイラ。このユーティリティーで、JSP 仕様に準拠しているかどうかについて、すべての JSP ページをチェックします。

JSPTM アクション (JSP action)

(n.) 暗黙オブジェクトやその他のサーバー側オブジェクトで動作可能な JSP 要素。または、新しいスクリプト変数を定義可能な JSP 要素。アクションは、要素の XML 構文に従い、開始タグ、本体、終了タグがあります。本体が空の場合は、空白タグの構文を使用することもできます。タグでは、接頭辞を使用する必要があります。標準アクションとカスタムアクションがあります。

JSP コンテナ (JSP container)

(n.) サーブレットコンテナと同じサービスと、JSP ページを解釈して「サーブレット (servlet)」へと処理するエンジンを提供する「コンテナ (container)」。

JSP コンテナ、分散 (JSP container, distributed)

(n.) 分散可能であるとタグ付けされ、異なるホストで実行している可能性のある複数の Java 仮想マシンに分散している Web アプリケーションを実行できる JSP コンテナ。

JSP カスタムアクション (JSP custom action)

(n.) タグライブラリ記述子を使用して移植可能な方法で記述された、ユーザー定義のアクション。taglib 指令によって JSP ページにインポートされます。カスタムアクションは、記述している JSP ページで繰り返し実行されるタスクをカプセル化するために使用されます。

JSP カスタムタグ (JSP custom tag)

(n.) JSP カスタムアクションを参照する「タグ (tag)」。

JSP 宣言 (JSP declaration)

(n.) メソッド、変数、またはその両方を JSP ページで宣言する JSP スクリプト要素。

JSP 指示子 (JSP directive)

(n.) JSP コンテナに対して指示を与える JSP 要素。変換時に解釈されます。

JSP ドキュメント (JSP document)

(n.) XML 構文で記述され、XML ドキュメントの制約に従う JSP ページ。

JSP 要素 (JSP element)

(n.) JSP トランスレータで認識される JSP ページの部分。要素は、指令、アクション、またはスクリプト要素です。

JSP 式 (JSP expression)

(n.) 有効なスクリプト言語式を含むスクリプト要素。スクリプト言語式は、評価されて String に変換され、暗黙的な out オブジェクトに配置されます。

JSP 式言語 (JSP expression language)

(n.) JavaBeans コンポーネントのプロパティーにアクセスする式を記述するために使用する言語。EL 式は、静的テキスト、または式が使用可能なあらゆる標準タグ属性やカスタムタグ属性でも使用できます。

JSP ページ (JSP page)

(n.) 静的テキストや、要求を処理して応答を作成する方法を記述する JSP 要素を含む、テキストベースのドキュメント。JSP ページは「サーブレット (servlet)」に変換されて要求が処理されます。

JSP スクリプト要素 (scripting element)

(n.) 構文が JSP 仕様で定義され、JSP ページで使用されているスクリプト言語に従ってコンテンツが記述されている JSP 宣言、スクリプトレット、または式。JSP 仕様では、言語ページ属性が "java" である場合の構文やセマンティクスが説明されています。

JSP スクリプトレット (JSP scriplet)

(n.) JSP ページで使用しているスクリプト言語で有効なコードの断片を含む JSPスクリプト要素。JSP 仕様では、言語ページ属性が "java" である場合の有効なスクリプトレットが説明されています。

JSP 標準アクション (JSP standard action)

(n.) JSP 仕様で定義されていて、常に JSP ページで使用できるアクション。

JSP タグファイル (JSP tag file)

(n.) JSP コードの再使用可能な断片を含むソースファイル。この断片は、JSP ページがサーブレットに変換されるときに、タグハンドラに変換されます。

JSP タグハンドラ (JSP tag handler)

(n.) カスタムタグの動作を実装する Java プログラミング言語オブジェクト。

JSP タグライブラリ (JSP tag library)

(n.) タグライブラリ記述子と Java クラスを使用して記述されたカスタムタグのコレクション。「JSTL」も参照してください。

JSP テクノロジ (JSP technology)

(1) (n.) 静的データ、JSP 要素、サーバー側 Java オブジェクトを使用してクライアントの動的コンテンツを生成する、拡張可能な Web テクノロジ。通常、静的データは HTML 要素または XML 要素で、多くの場合、クライアントは Web ブラウザです。JSP テクノロジによって作成されたページは、標準ブラウザページのレイアウト機能とプログラミング言語の能力をあわせ持っています。

(2) (n.) インスタンス化、初期化、破棄、ほかのコンポーネントからのアクセス、および設定管理を含む、すべての JSP テクノロジのメタ関数を可能にする拡張機能。Web ブラウザ内ではなく、Web サーバー上で実行される再利用可能な Java アプリケーションです。

JSS

Network Security Services for Java (JSS)」を参照してください。

JSSE

(Java Secure Socket Extension) (n.)セキュリティー保護されたインターネット通信を可能にするパッケージのセット。

JSTL

(JavaServer Pages Standard Tag Library) (n.)多くの JSP アプリケーションに共通するコア機能をカプセル化したタグライブラリ。JSTL は、一般的な構造化タスク (繰り返しや条件付き)、XML ドキュメントの操作用タグ、国際化およびロケール固有のフォーマットタグ、SQL タグ、および関数をサポートします。

JTA (Java トランザクション API)

(JTA (Java transaction API)) (n.) アプリケーションおよび J2EE サーバーがトランザクションにアクセスするための API。

JTS (Java トランザクションサービス)

(JTS (Java transaction service)) (n.) JTA をサポートし、API より下のレベルで Object Management Group Object Transaction Service 1.1 仕様の Java マッピングを実装するトランザクションマネージャーの実装を指定します。