Sun Java Enterprise System 用語集

 

OASIS

(Organization for the Advancement of Structured Information Standards) (n.)e ビジネス標準の開発、統合、および採用を推進するコンソーシアム。Web サイトは http://www.oasis-open.org/ です。OASIS が後援して提供される DTD (ドキュメントタイプ定義) リポジトリは http://www.XML.org にあります。

obj.conf ファイル (obj.conf file)

(n.) サーバーのオブジェクト設定ファイル。このファイルには、補足的な初期化情報、サーバーのカスタマイズ設定、およびブラウザなどのクライアントからの要求をサーバーが処理する場合に使用する命令が記述されています。Web Server は、クライアント要求を処理するたびにこのファイルを読み取ります。

オブジェクトクラス (object class)

(n.) エントリが記述するオブジェクトの種類と、そのエントリに含まれる一連の属性を指定するテンプレート。たとえば、Directory Server では、commonnamemail (電子メールアドレス)、mailHostmailQuota などの属性を持つ emailPerson オブジェクトクラスが指定されます。

オブジェクト識別子 (object identifier)

OID (オブジェクト識別子)」を参照してください。

オブジェクトの持続性 (object persistence)

持続性 (persistence)」を参照してください。

廃止パッチ (obsolete patch)

(n.) 有効または最新と見なされなくなったパッチ。パッチは、次期バージョンのパッチで同じ問題が修正されたとき、別のパッチに元のパッチから修正プログラムが取り込まれたとき、またはパッチが該当するとみなされなくなったときに、廃止となります。

オフライン状態 (offline state)

(n.) メールクライアントがサーバーシステムからクライアントシステムにメッセージをダウンロードして、メッセージの表示や返信の作成ができる状態。サーバー上のメッセージは、削除される場合と削除されない場合があります。

OID (オブジェクト識別子)

(OID (object identifier)) (n.) ピリオドで区切られた 10 進数のリストで構成される、オブジェクト識別子の文字列表現。たとえば、1.3.6.1.4.1 のようになります。「ライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル (Lightweight Directory Access Protocol)」では、オブジェクト識別子を使用して、オブジェクトクラスや属性タイプなどのスキーマ要素を一意に識別します。オブジェクト識別子階層の最上位レベルは、標準団体によって管理され、独自のスキーマ定義を構築することを望む組織に委譲されます。

OMG

(Object Management Group) (n.)相互運用可能なエンタープライズプリケーションのためにコンピュータ産業の仕様を作成および維持管理するコンソーシアム。Web サイトは http://www.omg.org/ です。

1 方向性メッセージング

(n.) 応答を受信するまでブロックする必要のない「メッセージ (message)」の伝送方法。

オンライン状態 (online state)

(n.) メッセージをサーバー上に残したまま、メールクライアントがリモートから返信する状態。

オペレーショナル属性 (operational attribute)

(n.) オペレーショナル属性には、変更とサブツリープロパティーを追跡するために、ディレクトリ内部で使用される情報が記述されています。オペレーショナル属性は、明示的に要求しなければ、検索に対する応答として返されません。

オプション属性リスト (optional attribute list)

(n.) 特定のオブジェクトクラスのオプション属性のリスト。オプション属性の先頭には、キーワード MAY が置かれます。

ORB (オブジェクトリクエストブローカ)

(ORB (Object request broker)) (n.)CORBA (共通オブジェクトリクエストブローカアーキテクチャー) オブジェクトが相互に確認して通信できるようにするライブラリ。

組織 (organization)

(n.) Directory Server Access Management Edition において、企業が部門とリソースを管理するために使用する、階層構造の最上位レベルを表すオブジェクト。Directory Server Access Management Edition は、インストール時に最上位レベルの組織 (default o=isp) を動的に作成し、Directory Server Access Management Edition エンタープライズの構成を管理します。インストール後に組織を追加し、別々のエンタープライズを管理することもできます。作成される組織は、すべて最上位レベル組織の下位になります。「サブ組織 (suborganization)」も参照してください。

組織管理者 (organization administrator)

(n.)Delegated Administrator for Messaging and Collaboration の GUI または CLI を使用して、組織またはサブ組織内のメールユーザーとメールリストの作成、変更、および削除を行う管理権限を持つユーザー。

O/R マッピングツール (object-to-relational database tool)

(O/R mapping tool (object-to-relational database tool)) (n.) エンティティー Bean の XML 配備記述子を作成する、Application Server Administrative インタフェース内部のマッピングツール。

OSI ツリー (開放型システム間相互接続ツリー)

(OSI tree (Open System Interconnecttree)) (n.) 開放型システム間相互接続ネットワーク構文を反映する「DIT」。OSI ツリー内の識別名 (「DN」) は、cn=billt,o=bridge,c=us のようになります。

OS プリンシパル (OS principal)

(n.)J2EE プラットフォームが実行中のオペレーティングシステムにネイティブなプリンシパル。

OTS

(Object Transaction Service) (n.)CORBA (共通オブジェクトリクエストブローカアーキテクチャー) オブジェクトがトランザクションに参加できるようにするインタフェースの定義。