hadbm ユーティリティーは、HADB_install_dir /bin ディレクトリにあります。hadbm コマンドの汎用構文は次のとおりです。
hadbm subcommand [-short-option [option-value]] [--long-option [option-value]] [operands]
サブコマンドで実行する操作またはタスクを識別します。サブコマンドは大文字と小文字を区別します。ほとんどのコマンドはオペランドを 1 つ (通常は dbname) とりますが、オペランドをとらないコマンドやオペランドを 2 つとるコマンドもあります。
オプションを指定することにより、hadbm がサブコマンドを実行する方法を変更できます。オプションは大文字と小文字を区別します。各オプションには長い書式と短い書式があります。省略形の場合はダッシュ 1 つ (-) を前に付け、長い書式の場合はダッシュ 2 つ (--) を前に付けます。boolean 型のオプションを除くほとんどのオプションは引数値を必要とし、この引数値により機能がオンに切り替わります。オプションを指定しないとコマンドが正常に実行されないということではありません。
サブコマンドにデータベース名が必要な場合にデータベース名を指定しないと、hadbm はデフォルトデータベース hadb を使用します。
次に示すのは、status サブコマンドの例です。
hadbm status --nodes