Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 高可用性 (HA) 管理ガイド

Procedureロードバランサプラグインを使用するように Microsoft IIS を設定するには

  1. Internet Services Manager を開きます。

  2. プラグインを有効にする Web サイトを選択します。

    この Web サイトは通常、デフォルトの Web サイトと名付けられます。

  3. この Web サイト上で右クリックして「プロパティー」を選択し、「プロパティー」ノートブックを開きます。

  4. 次の手順に従って、新しい ISAPI フィルタを追加します。

    1. 「ISAPI フィルタ」タブを開きます。

    2. 「追加」をクリックします。

    3. 「フィルタ名」フィールドに、「Application Server」と入力します。

    4. 「実行ファイル」フィールドに、「C:\Inetpub\wwwroot\sun-passthrough\sun-passthrough.dll」と入力します。

    5. 「了解」をクリックして、「プロパティー」ノートブックを閉じます。

  5. 新しい仮想ディレクトリを作成および設定します。

    1. デフォルトの Web サイト上で右クリックして「新規」を選択し、「仮想ディレクトリ」を選択します。

      「仮想ディレクトリの作成ウィザード」が開きます。

    2. 「エイリアス」フィールドに、「sun-passthrough」と入力します。

    3. 「ディレクトリ」フィールドに、「C:\Inetpub\wwwroot\sun-passthrough」と入力します。

    4. 「実行パーミッション」チェックボックスにチェックマークを付けます。

      ほかのすべてのパーミッション関連のチェックボックスは、チェックしないでおきます。

    5. 「完了」をクリックします。

  6. システムの PATH 環境変数に、sun-passthrough.dll ファイルのパスおよび application_server_install_dir/bin を追加します。

  7. マシンを再起動します。

  8. Web サーバーを停止してから起動して、新しい設定を反映させます。

    Web サーバーを停止するには、Web サイト上で右クリックして「停止」を選択します。Web サーバーを起動するには、Web サイト上で右クリックして「起動」を選択します。

  9. Web サーバー、ロードバランサプラグイン、および Application Server が正常に動作していることを確認します。

    Web ブラウザに以下のように入力して Web アプリケーションのコンテキストルートにアクセスします。http://webserver_name/ web_application。ここで、webserver_name は Web サーバーのホスト名または IP アドレスであり、web_applicationC:\Inetpub\wwwroot\sun-passthrough\sun-passthrough.properties ファイルに一覧表示したコンテキストルートです。