Sun Java System Portal Server 7 リリースノート

コマンド行ユーティリティーによる管理


psadmin import コマンドで -—dp-only オプションを使用して、ディスプレイプロファイルが更新されない。(#6323091)

説明:

psadmin import サブコマンドを --dp-only オプションとともに使用する場合、指定した dn のディスプレイプロファイル全体を置き換えるには、--overwrite オプションを使用する必要があります。たとえば、次のように入力します。./psadmin import -u amadmin -f ps_password -p portal-ID --dp-only --continue --overwrite dporig.par


classification.conf ファイルに加えた変更が Portal Server 管理コンソールに表示されない。(#6323167)

説明:

新しい classification.conf ファイルを介して追加したルールは、分類ルールに反映されません。分類ルールに加えた変更は、Web コンテナと CACAO サーバーを再起動した後にのみ Portal Server 管理コンソールで見ることができます。


--searchportletdata オプションまたは --searchorgdata オプションを使用して検索できない。(#6333299)

説明:

--searchportletdata オプションまたは --searchorgdata オプションを使用した検索はできません。


アップグレード: psadmin create-portal で war ファイルが配備されない。(#6354710)

説明:

Portal Server のアップグレードが完了した後、psadmin create-portal によって war ファイルが作成されますが、配備はされません。

対処方法:

war ファイルを手動で配備する必要があります。


Portal Server インスタンスを作成しても Portal Server ディレクトリアーカイブがアップロードされない。(#6357588)

説明:

psadmin create-instance コマンドを machine1 から実行すると、machine1 のディレクトリ構造 /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 が圧縮され、machine2 にアップロードされます。これでは、必要な効果がすぐに得られません。

対処方法:

psadmin create-instancemachine2 で実行すると、machine1 からダウンロードされます。


インスタンスが同じドメイン内にある場合、ポートレットが配備されない (ASApplication Server 8.1)。(#6357650)

説明:

psadmin deploy-portlet を実行すると、ポータルのすべてのインスタンスにポートレットが配備されるべきです。しかし、インスタンスのデスクトップにアクセスしたとき、ポートレットは表示されません。ただし、インスタンスが別のドメインにある場合は、ポートレットが配備されます。


インスタンスがポータルホスト以外のホスト上にある場合、ポータルディレクトリが削除されない。(#6355651)

説明:

delete-portalmachine1 から実行します。ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine1 から削除されます。ただし、このディレクトリは machine2 からは削除されません。

対処方法:

ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine2 から削除します。


Web サーバーの SSL インスタンスにポータルをインストールするとハングアップする。(#6352637)

説明:

次の場合にはポータルがハングアップします。

  1. Web サーバー、Access Manager、および Directory Server を machine1 にインストールします。

  2. machine2 に Web サーバーをインストールし、SSL にします。

  3. AM-SDK を machine2 にインストールします。

  4. machine2 にポータルを config later モードでインストールします。

  5. example2.xml を使用して COCAO を設定します。

  6. webcontainer.properties に次の変更を加えます。

    WebcontainerScheme:https

    WebContainerCertificateDBPassword:password

  7. Web サーバーの SSL インスタンス上で psadmin create-portal を実行します。

この CLI はハングアップします。

対処方法:

/var/opt/SUNWportal/log/admin/portal.o.o.log で正常完了のメッセージを確認し、psadmin を強制終了します。


2 つのポータルインストールで異なるファイルシステムを使用している場合、複数ポータルの設定が正しく作成されない。(#6348452)

説明:

不正な設定値が取得されるので、ポートレットとデスクトップの管理が失敗します。

対処方法:

create-instance による圧縮の後、既存のポータルインスタンス設定をリモートホストからダウンロードし、ローカルホスト上に解凍します。/var/opt/SUNWportal/portals/config の下にあるすべてのプロパティーを <portal-install>/template/portal/config で置き換え、ローカルホストのファイルシステムに応じてトークンを置き換えます。