ここでは、Portal Server 7 ソフトウェアの制限事項について説明します。対象となる製品は次のとおりです。
psadmin import コマンドで -—dp-only オプションを使用して、ディスプレイプロファイルが更新されない。(#6323091)
説明:psadmin import サブコマンドを --dp-only オプションとともに使用する場合、指定した dn のディスプレイプロファイル全体を置き換えるには、--overwrite オプションを使用する必要があります。たとえば、次のように入力します。./psadmin import -u amadmin -f ps_password -p portal-ID --dp-only --continue --overwrite dporig.par
classification.conf ファイルに加えた変更が Portal Server 管理コンソールに表示されない。(#6323167)
説明:新しい classification.conf ファイルを介して追加したルールは、分類ルールに反映されません。分類ルールに加えた変更は、Web コンテナと CACAO サーバーを再起動した後にのみ Portal Server 管理コンソールで見ることができます。
--searchportletdata オプションまたは --searchorgdata オプションを使用して検索できない。(#6333299)
説明:--searchportletdata オプションまたは --searchorgdata オプションを使用した検索はできません。
アップグレード: psadmin create-portal で war ファイルが配備されない。(#6354710)
説明:Portal Server のアップグレードが完了した後、psadmin create-portal によって war ファイルが作成されますが、配備はされません。
対処方法:war ファイルを手動で配備する必要があります。
Portal Server インスタンスを作成しても Portal Server ディレクトリアーカイブがアップロードされない。(#6357588)
説明:psadmin create-instance コマンドを machine1 から実行すると、machine1 のディレクトリ構造 /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 が圧縮され、machine2 にアップロードされます。これでは、必要な効果がすぐに得られません。
対処方法:psadmin create-instance を machine2 で実行すると、machine1 からダウンロードされます。
インスタンスが同じドメイン内にある場合、ポートレットが配備されない (ASApplication Server 8.1)。(#6357650)
説明:psadmin deploy-portlet を実行すると、ポータルのすべてのインスタンスにポートレットが配備されるべきです。しかし、インスタンスのデスクトップにアクセスしたとき、ポートレットは表示されません。ただし、インスタンスが別のドメインにある場合は、ポートレットが配備されます。
インスタンスがポータルホスト以外のホスト上にある場合、ポータルディレクトリが削除されない。(#6355651)
説明:delete-portal を machine1 から実行します。ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 は machine1 から削除されます。ただし、このディレクトリは machine2 からは削除されません。
対処方法:ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 を machine2 から削除します。
Web サーバーの SSL インスタンスにポータルをインストールするとハングアップする。(#6352637)
説明:次の場合にはポータルがハングアップします。
Web サーバー、Access Manager、および Directory Server を machine1 にインストールします。
machine2 に Web サーバーをインストールし、SSL にします。
AM-SDK を machine2 にインストールします。
machine2 にポータルを config later モードでインストールします。
example2.xml を使用して COCAO を設定します。
webcontainer.properties に次の変更を加えます。
WebcontainerScheme:https
WebContainerCertificateDBPassword:password
Web サーバーの SSL インスタンス上で psadmin create-portal を実行します。
この CLI はハングアップします。
対処方法:/var/opt/SUNWportal/log/admin/portal.o.o.log で正常完了のメッセージを確認し、psadmin を強制終了します。
2 つのポータルインストールで異なるファイルシステムを使用している場合、複数ポータルの設定が正しく作成されない。(#6348452)
説明:不正な設定値が取得されるので、ポートレットとデスクトップの管理が失敗します。
対処方法:create-instance による圧縮の後、既存のポータルインスタンス設定をリモートホストからダウンロードし、ローカルホスト上に解凍します。/var/opt/SUNWportal/portals/config の下にあるすべてのプロパティーを <portal-install>/template/portal/config で置き換え、ローカルホストのファイルシステムに応じてトークンを置き換えます。
amconsole のポータルサービスで適切なメッセージが表示されない。(#6314550)
説明:Access Manager 管理コンソールで、サービス設定レベルにある Portal Server サービスのいずれかをクリックすると、「このサービスについて表示する情報はありません」というメッセージが表示されます。組織 / ロール / ユーザーレベルでは、保存 / リセット/削除ボタンが表示され、一部のサービスに対しては「必須フィールド」というメッセージが表示されます。
対処方法:psconsole を使用して Portal Server サービスを管理する必要があります。
Access Manager コンソールのポータルサービスで説明メッセージが表示されない (#6314550)
説明:Access Manager コンソールから Portal Server サービスを選択すると、次のメッセージが表示されます。
このサービスについて表示する情報はありません |
Portal Server サービスの管理には、Portal Server 管理コンソールまたは psadmin コマンド行ユーティリティーを使用してください。
SharedEvents ポートレット: イベント検索で、同じイベントについて複数のエントリが表示される。(#6305026)
説明:繰り返しイベント (再発するイベント) を作成すると、そのイベントのインスタンスが 5 つ作成されます。
ゲートウェイを通して Wiki にアクセスできない (# 6329795)
説明:コミュニティーサンプルへのログイン後、ゲートウェイを通して Wiki (HTML エディタ) ポートレットを読み込むことができません。
Linux 上の SharedEvents ポートレットで、イベントの削除ボタンが動作しない。(#6335175)
説明:コミュニティーサンプルでは、イベントを作成したあとでイベントを削除しようとしても、削除ボタンが有効になりません。
対処方法:イベントを削除するには、イベントの編集ボタンを選択します。
特定のファイルタイプを添付するときに例外が発生する (#6360141)
説明:Wiki から .txt、.html、または .xml のいずれかのファイルを添付すると例外が発生します。
対処方法:なし
Lotus Address Book および Calendar が旧バージョンの NCSO.jar で動作しない。(#6216069)
説明:Lotus Address Book および Calendar を実行するには、最新バージョンの NCSO.jar が必要です。
対処方法:たとえば Domino 6.5.1 の NCSO.jar など、Domino の最新バージョンを使用します。
管理者プロキシ認証によってエンドユーザーの資格情報が無効になる。(#6229105)
説明:管理者プロキシ認証が有効になっている場合、JSP バージョンのコミュニケーションチャネルでは、サーバーやユーザーのプロビジョニングフィールドが編集ページに表示されません。
対処方法:SSO アダプタテンプレートまたは SSO アダプタ設定を使用して、ポータル管理者が値を指定する必要があります。
デスクトップから作成された新しいタブの名前が psconsole に表示されない。(#6363585)
説明:ポータルデスクトップから新しいタブ tab1 を作成したとき、このタブの名前は JSPTabCustomTableContainer1 のままになります。JSPTabCustomTableContainer0 になることもあります。
レイアウトの選択時に、一連の新しいフレームが開く。(#6347765)
説明:ポータルデスクトップにログオンし、FrameTabContainer としてプロバイダを選択します。「レイアウト」をクリックし、ラジオボタンをクリックしていずれかのレイアウトを選択します。変更されたレイアウトが、元のフレームではなく新しいタブフレームに表示されます。この新しいフレームでレイアウトを変更すると、そのたびに新しいフレームが開きます。
整数のプロパティーを作成する場合は値フィールドを必須にする必要がある。(#6364215)
説明:値を指定せずに整数のプロパティーを作成すると、プロパティーの作成は失敗します。
対処方法:整数のプロパティーの値フィールドは空のままにしないでください。
Linux で新しいポータルにサンプルを配備するとき、ディスプレイプロファイルのインポートと変更が失敗する。(#6301873)
説明:Linux で新しいポータルにサンプルを配備するとき、ディスプレイプロファイルのインポートと変更が失敗します。
GUI インストーラでは複数ポータルをインストールできない。(#6329786)
説明:GUI インストーラを使用して複数ポータルのインストールを行うと、正常終了のメッセージが表示されますが、2 番目のマシンにはポータルがインストールされていません。
対処方法:GUI インストーラを使用して複数ポータルのインストールを実行するには、次の手順に従います。
AM-SDK と Web サーバーを 2 番目のマシンにインストールします。
Web コンテナを起動します。
GUI インストーラを起動し、「あとで設定」オプションを指定してポータルをインストールします。
最初のポータルが配備されたマシンから 2 番目のマシンに /etc/opt/SUNWcacao/security ディレクトリをコピーし、2 番目のマシンの CACAO サーバーを再起動します。
Solaris の場合は /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm restart、Linux の場合は /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm restart を実行します。
psconfig --config example6.xml を使用してポータルをインストールします (このファイルはインストールする対象に応じて異なる場合がある)。
Solaris の場合は <PS_INSTALL_DIR>/SUNWportal/samples/psconfig、Linux の場合は <PS_INSTALL_DIR>/portal/samples/psconfig ディレクトリにサンプルファイルがあります。同じディレクトリにある Readme.txt では、各サンプルファイルの設定が説明されています。
CACAO を起動します。
ポータルを削除した後、同じ名前で再び作成できない。(#6361883)
説明:ポータルを削除した後も、ポータルのインスタンス ID はディレクトリサーバーに残るので、同じ名前で別のインスタンスを作成することはできません。
ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合は、ポートレット間通信 (複数 war) が機能しない。(#6271542)
説明:現在、イベント処理の範囲は同じタブ内のポートレットに限られています。したがって、最小化されたチャネルや閉じられたチャネルのポートレットは、ポートレット間通信に参加しているポートレットのリストに表示されません。ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合、このようなチャネルにはイベントが送信されないので、ポートレット間通信は機能しません。
複数バイトファイルを Internet Explorer 6.0 で解凍できない。(#4935010)
説明:Internet Explorer 6.0 では、NetFile によって作成された複数バイト zip ファイルを解凍できません。この問題は、Windows 環境で zip ユーティリティーを使用してファイルを解凍する場合に発生します。
対処方法:Windows プラットフォームでは、gzip ユーティリティーを使用して複数バイトファイルを解凍して ください。
コミュニティーサンプルポータルが完全にローカライズされていない。(#6337499)
説明:コミュニティーサンプルポータルの一部のチャネルは英語で表示されます。紹介チャネルのコンテンツ、ページ下部にあるドキュメントチャネルのコンテンツリンク、およびチャネルのタイトルは英語で表示されます。
エンタープライズサンプルポータルがローカライズされていない。(#6337500)
説明:エンタープライズサンプルはローカライズされていません。
チャネルヘルプから、開発者用サンプルの英語のオンラインヘルプが表示される。(#6338191)
説明:次のチャネルのオンラインヘルプはローカライズされていません。
「フロントページ」タブ
IM チャネル
プロキシレットチャネル
Netlet チャネル
Communications Express メール
Communications Express カレンダ
Communications Express アドレス帳
WSSSO ポートレット
「サンプル」タブ
Sun ニュースチャネル
「提携コンテンツ」タブ
RSS フィードチャネル
「ポートレットサンプル」タブ
Bookmark ポートレット
Show Time ポートレット
Notepad ポートレット
Weather ポートレット
JSF GuessNumber ポートレット
zh ロケールの場合、開発者用サンプルの匿名デスクトップで一部のリンクが英語で表示される。(#6339912)
説明:zh ロケールで、匿名ユーザーに対しては「ホーム」、「ヘルプ」、および「ようこそ」のリンクが英語で表示されます。
複数バイトの名前を持つチャネルの「編集」ボタンをクリックすると、「重大なデスクトップエラー」がスローされる。(#6342711)
説明:複数バイトの名前を持つチャネル、または複数バイトの名前を持つタブを作成し、そこにチャネルを追加します。これらのチャネルの「編集」ボタンをクリックすると、「重大なデスクトップエラー」のメッセージが表示されます。
対処方法:チャネルやタブに複数バイトのタイトルや説明を付けず、英語を使用してください。
psadmin CLI が完全にローカライズされていない。(#6349624)
説明:一部の psadmin CLI メッセージはローカライズされていません。これらは英語で表示されます。
コミュニティーサンプルのオンラインヘルプがローカライズされていない。(6357704)
説明:コミュニティーサンプルポータルの「ヘルプ」ボタンをクリックすると、英語のオンラインヘルプページが表示されます。
対処方法:ローカライズされたオンラインヘルプを表示するには、次のロケールをヘルプ URL に追加します。
http://<host.domain>/portal/community/content/Help/index.html は http://<host.domain>/portal/community/content/<locale>/Help/index.html になります。
例:日本語ロケールの場合、URL は http://<host.domain>/portal/community/content/ja/Help/index.html です。
de ロケールおよび es ロケールには、ヘルプファイル index.html が存在しない。(#6363713)
説明:de ロケールおよび es ロケールには、コミュニティーサンプルポータルのヘルプファイル index.html が存在しません。
コミュニティーサンプルでは、複数バイトのファイル名がファイル共有ポートレットで文字化けする (#6357711)
説明:ファイル共有ポートレットは、複数バイトのファイル名を正しく表示できません。
英語以外のロケールで Web サーバーが起動された場合、英語デスクトップが表示されない。(#6347770)
説明:英語以外のロケールで Web コンテナが起動された場合に、ブラウザの優先ロケールを英語に設定することによってコンテンツが要求されると、デスクトップコンテンツの一部がサーバー起動時のロケールになります。
対処方法:Web コンテナを英語ロケールで起動してください。
アプリケーションチャネルに Java1 および Java2 への NetFile リンクが表示されない。(#6338816)
説明:ローカライズされたデスクトップでは、アプリケーションチャネルに NetFile Java1 および NetFile Java2 のリンクは存在しません。これらのリンクはデスクトップが英語の場合のみ表示されます。
日本語の psconsole オンラインヘルプはレビュー前のファイルである。(#6357536)
説明:PSConsole に表示される日本語オンラインヘルプは未確認です。また、いくつかの特殊文字も含まれています。
現在時刻と編集ページのエラーメッセージが英語で表示される。(# 6266477、6266492)
説明:Weather ポートレットでは、現在時刻と編集ページのエラーメッセージは英語で表示されます。
ロガー名にログファイルを設定できない (#6333966)
説明:コンポーネントが gateway、nlproxy、および rwproxy の場合、set-logger を使用してロガー名にログファイルを設定することはできません。
対処方法:SRA ロギングディレクトリおよびディレクトリ内のすべてのファイルについて、読み取り、書き込み、および実行の権限を変更します。
例:chmod -R a+rwx/var/opt/SUNWportal/logs/sra
Mobile Access ソフトウェアのパッチのインストール (#6365852)
説明:Mobile Access ソフトウェアにパッチをインストールすることをお勧めします。
対処方法:Mobile Access ソフトウェアにパッチをインストールするには、次の手順に従います。
Portal Server をインストールします。
パッチ 119530-02 を sunsolve からダウンロードします。
パッチをインストールします。
Portal Server と Access Manager を再起動します。
Portal Server 7 の Mobile Access 機能を有効にするための手順 (#6312195)
説明:Portal Server 7.0 の Mobile Access 機能を有効にするには、手動で操作を行う必要があります。
対処方法:次の手順を実行します。
psconsole で「ポータル」をクリックします。
ポータルのリストで portal1 をクリックします。
「DN を選択」ドロップダウンメニューで、DeveloperSample を選択します。
ユーザー独自の組織を作成した場合は、その組織を選択します。
「デスクトップ属性」セクションで、親コンテナのデフォルト値を WirelessDesktopDispatcher に変更します。
「編集コンテナ」の値が JSPEditContainer に設定されていることを確認します。
「デスクトップタイプ」の値が developer_sample に設定されていることを確認します。
「保存」をクリックします。
ユーザー ID と電子メール ID が異なっている場合、音声ポータルでは未読の電子メールメッセージが表示されない。(#6251291)
説明:ユーザーが音声ポータルを通して電子メールメッセージにアクセスする場合で、「自分宛ての未読メッセージを一覧表示」オプションを選択しているときは、未読の電子メールメッセージがあるにもかかわらずそれを示すメッセージが表示されません。これは、メールサーバーのログインユーザー ID と電子メール ID が異なっている場合に発生します。たとえば、ログインユーザー ID が JohnDoe で、電子メール ID が John.Doe@Sun.com の場合などです。
音声ポータルにアクセスするための MailProvider の追加。(#6335332)
説明:音声ポータルへのアクセス時にメールチャネルを使用できるようにするには、次の手順を実行する必要があります。
MailProvider タイプのメールチャネルを作成します。
psconsole から、チャネルをポータルデスクトップ (MyFrontPageTabPanelContainter) に追加します。
psconsole から、MailProvider ベースのチャネルを VoiceJSPDesktopContainer に追加します。
「モバイルメールの設定」で使用可能なオンラインヘルプがない。(#6185112)
説明:ポータルデスクトップから「編集メール」を選択します。「モバイルメールの設定を編集」リンクをクリックします。クリックすると、ヘルプウィンドウにはモバイルメールの設定の使用法ではなくエラーが表示されます。
Nokia WML デバイスを使用してポータルにログオンするとエラーメッセージが表示される。(#6242679)
説明:Nokia WML デバイスからポータルにログインすると、「ファイルが大きすぎてダウンロードできません」というエラーメッセージが表示されます。
対処方法:デバイスプロファイルの属性を「Cookie をサポート」から「Cookie をサポートしない」に変更してください。
チャネルが多すぎるとネイティブパスが失敗する。(#6242641)
説明:デスクトップのチャネルが多すぎると、「ファイルが大きすぎて読み込めません」というエラーメッセージが表示されます。
対処方法:デスクトップで多くのチャネルを使用できるようにするには、次の手順に従います。
Portal Server 管理コンソールにログインします。
「チャネルおよびコンテナを管理」ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが表示されます。
「DN を選択」ドロップダウンメニューから DeveloperSample を選択し、「了解」をクリックします。
「コンテナとチャネルを管理」ページが表示されます。
「表示タイプ」から JSPNativeContainer を選択します。
左側に使用可能なチャネル、右側にプロパティーが表示されます。
n 個のチャネルをデスクトップに追加してから、frontPagesize をおおよそのデスクトップサイズに変更します。
チャネルコンテンツが複数のページに分割されるように IsChannelsMinimized のチェックマークを外します。
電子メールで、大きな html 添付ファイルは完全には表示されない。(#6294635)
説明:電子メールの添付ファイルがブラウザで処理できるサイズより大きい場合、添付ファイルのコンテンツは一部だけがモバイルデバイスに表示されます。
Cookie なしモードの Unix 認証モジュールでエラーメッセージが表示される。(#6301733)
説明:Cookie なしモードの Unix 認証モジュールを使用してモバイルデスクトップにログインすると、重大なデスクトップエラーのメッセージが表示されます。ただし、「Cookie をサポート」モードではログインは成功します。
Treo デバイスはデフォルトの HTTP ポートが 80 の場合だけ接続する。(#6321267)
説明:Treo モバイルデバイスは、ポータルサーバーがデフォルトの HTTP ポート 80 にインストールされている場合のみ Mobile Access 機能にアクセスします。
音声ポータルから削除されたメッセージは、永続的には削除されない。#(6251934)
説明:音声ポータルにログインし、「メール」オプションを選択します。ボイスレットによって一覧表示されるメッセージから、メッセージを削除し、削除を確認します。音声ポータルに再びログインして「メール」に戻ると、削除したメッセージは削除対象としてマークされていますが、永続的には削除されていません。
対処方法:削除対象としてマークされているメッセージを永続的に削除するには、メールクライアントを使用してください。
未読電子メールの件名行に特殊文字があると、ボイスメールチャネルが終了する。(#6301217)
説明:未読電子メールの件名行に特殊文字 & および < が含まれていると、ボイスメールチャネルが突然終了します。「技術的な問題が発生しました」というメッセージが表示されます。
ロックアウト警告なしでアカウントが無効になる。 (#6252408)
説明:複数の不正なログイン試行によりアカウントが無効になりますが、管理コンソールでロックアウト警告を有効にしていても警告メッセージは表示されません。
デフォルト以外のデバイスについてメール表示を設定することはできない。(#6332781)
説明:ポータルデスクトップのモバイルデバイスのリストに記載されていないデバイスについては、メール表示を設定することはできません。「デバイス表示設定」を設定しようとすると、デフォルトのデバイスだけが表示されます。
POP コレクションの設定が保存されない。(#6332798)
説明:Communication Express メールチャネルから POP コレクションを作成した場合、POP コレクション名とポート番号だけが保存されます。サーバー名とユーザー情報は保存されません。
対処方法:POP コレクションを作成して「完了」をクリックした後、「編集」をクリックして設定を確認してから「モバイルメールの設定を編集」を終了してください。この手順により、POP コレクションの設定が正しく保存されます。
コマンド行インタフェースの制約事項 (#6312802)
説明:Mobile Access ソフトウェアの設定属性のユーザーフレンドリーな名前によるソート、ソート順番、差出人のアドレス、および送信済みフォルダーへ保存は、コマンド行インタフェース (CLI) では保守できません。ただし、メールチャネルから「編集」リンクをクリックし、これらの属性を編集することによって保守できます。
メールメニューのエラーによってメールチャネルが使用できなくなる。(#6329170)
説明:「メール」メニューをクリックすると、メニュー項目の代わりにエラーが表示されます。
対処方法:アドレス帳を設定することで、メールチャネルが正しく動作できるようになります。
自己登録機能によってユーザーが最上位に登録される。(#6330978)
説明:ユーザーの作成先として DeveloperSample を選択しても、新しいユーザーは最上位組織に作成されます。また、認証なしデスクトップで「登録」オプションを使用して自己登録を行うことはできません。新しく登録されたユーザーのモバイルデスクトップには、チャネルが設定されていないというメッセージが表示されます。
対処方法:自己登録機能はメンバーシップ認証モジュールから実行すると機能し、ユーザーは DeveloperSample 組織に作成されます。
「コンテンツ変更」オプションと「レイアウト変更」オプションがモバイルデスクトップの表示に反映されない。(#6332777)
説明:ポータルデスクトップでこれらのオプションを変更しても、変更内容はモバイルデスクトップに反映されません。また、モバイルデスクトップにアクセスしたあとで再びポータルデスクトップにアクセスすると、ポータルデスクトップでの変更内容が失われます。
3 つのモバイルサービスへのリンクが設定なしの状態で表示される。 (#6358359)
説明:モバイルメール、モバイルカレンダ、およびモバイルアドレス帳へのリンクは、JSPRenderingContainer または JSPNativeContainer に追加されていない場合でもモバイルデスクトップに表示されます。これら 3 つのモバイルサービスは、JSPRenderingContainer または JSPNativeContainer に追加されている場合にのみ表示されます。
HTML から AML への変換機能が壊れている。(#6351027)
説明:ほとんどのモバイルデバイスは、AML ベースの JSP ファイルを使ってサポートされます。AML ページの出力は、AML をデバイス固有のマークアップに変換するレンダリングエンジンによって処理されます。この機能は動作していません。
入れ子のコンテナにアクセスするとエラーが表示される。(#6301735)
説明:モバイルデバイスを使用して入れ子のコンテナにアクセスすると、「重大なデスクトップエラー」というメッセージが表示されます。
psadmin create-portal を使用して作成したポータルに対して監視が機能しない。(#6323766)
説明:監視すると、CLI の実行中にエラーメッセージが表示されます。
対処方法:/etc/opt/SUNWam/config/AMconfig.properties に移動し、
com.sun.identity.jss.donotInstallAtHighestPriority の値を false から true に変更します。その後、Web コンテナを再起動します。
コンテナの MBean が psconsole に一覧表示されない。(#6362460)
説明:コンテナの監視情報は psconsole では使用できませんが、psadmin 監視サブコマンドを通して使用できます。
監視タブでチャネル名のソートが機能しない。(#6354751)
説明:ソートするチャネル名のタブをクリックすると、不明なエラーのメッセージが表示されます。
少なくとも一度はポータルにアクセスしないと、監視機能が動作しない。(#6365342)
説明:ポータルサーバーインスタンスが実行されていない場合や、ポータルが一度もアクセスされていない場合、「設定」タブではポータルサーバーインスタンスの状態が「使用不可」と表示されます。
メールサーバーの設定が完了している場合でも NetFile を介してメールを送信できない。(#6351005)
説明:ポータルデスクトップから JSP メールサーバーを設定します。メールを使用してファイルを送信してみてください。「メールサーバーの詳細が設定されていません。メールサーバーを設定して NetFile を再起動してください」というエラーメッセージが表示されます。
対処方法:メールサーバーを設定するには、次の手順に従います。
psconsole から「SSO アダプタ」を選択します。
「アダプタを場所ごとに表示 」を選択します。
DN リストにユーザーを追加します。
追加したユーザーの DN を選択して、ユーザーの SSO アダプタを一覧表示します。
「SunOneMail」をクリックします。
SMTP サーバー名とユーザー ID を入力します。
NetFile を再起動します。
表示名が null の場合にログファイルがリダイレクトされる。(#6319289)
説明:web.xml で表示名が null の場合、ポートレット Web アプリケーションからのログは、ポートレット Web アプリケーションのデフォルトロガーにリダイレクトされます。
共有イベントおよび共有タスクによって読み込まれたテンプレートに psconsole からアクセスできない。(#6350620)
説明:amadmin を使用して追加された SSO アダプタテンプレートは、psconsole に表示されません。
対処方法:次のコマンドを使用して COCAO サーバーの停止と再起動を行なってください。
/opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm stop; /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm start
ポータルデスクトップを閉じてもプロキシレットコンソールが閉じない。(#6241355)
説明:ポータルコンソールからログアウトしても、プロキシレットは実行し続けます。
Netlet の拡張セッション属性が機能しない。(#6252410)
説明:Netlet セッションがアクティブであるにもかかわらず、ポータルデスクトップセッションがタイムアウトします。
対処方法:拡張セッション属性の値を更新した場合は、それをセッションに反映するために、ポータルデスクトップからログアウトして再びログインする必要があります。
プロキシレットを通してポータルを起動した場合に Netlet が読み込まれない。(#6296829)
説明:プロキシレットを通してポータルセッションを開始します。プロキシレットを起動したブラウザの URL がポータルデスクトップの URL で書き換えられ、ポータルデスクトップが起動されます。Netlet を起動すると、ブラウザには「Netlet を読み込み中」というメッセージが表示されますが、起動は失敗します。
Sun Java System Web Server 6.1 で、Web アプリケーションを 1 つ再配備すると、ほかの Web アプリケーションがすべてリセットされる。(#6327475)
説明:Web サーバー内の任意の Web アプリケーションに対して配備または配備解除が実行されるたびに、Portal Server 管理コンソールではセッションが失われます。
1 つの Web サーバーインスタンスには複数のポータルインスタンスを作成すべきでない。(#6326901)
説明:同じ Web サーバーに 2 つのポータルを作成すると、両方のポータルが緊密に連携します。一方のポータルで何らかの操作を行うと、もう一方のポータルにも自動的に反映されます。
WebLogic サーバーでは Portal Server インスタンスの再起動が必要である。(#6339379)
説明:WebLogic スタータで psadmin create-instance および psadmin create portal を実行するには、Web コンテナを再起動する必要があります。
対処方法:WebLogic 管理サーバーおよび管理対象サーバーを再起動してください。
dp ファイルのファイル名拡張子が .xml の場合に、ファイルのダウンロードが失敗する。(#6349031)
説明:拡張子が .xml の dp ファイルを Explorer ブラウザでダウンロードすると、xml ファイルを表示できないというエラーメッセージが表示されます。
対処方法:拡張子 .xml を持つファイル名は使用しないでください。
ヘルプファイルが Web サーバー SSL マシンに表示されない。(#6351789)
説明:psconsole にログインし、「ヘルプ」ボタンをクリックします。ヘルプの目次は表示されません。
対処方法:次の手順を実行します。
./web-src/common/common-fonfig.xml の JavaHelpBean の管理 Bean 宣言に Bean 管理プロパティー httpPort を追加します。このファイルは、psconsole war ファイル内の common/common-config.xml にあります。
httpPort の値を、Web コンテナで提供されているセキュリティー保護されていないポート (http) に設定します。
次の例は、httpPort をポート 8080 に設定する方法を示しています。
<managed-bean>
<description>The backing bean for the Java Help component</description>
<managed-bean-name>JavaHelpBean </managed-bean-name>
<managed-bean-class>com.sun.web.ui.bean.HelpBackingBean</managed-bean-class>
<managed-bean-scope>request</managed-bean-scope>
<managed-property>
<property-name>jspPath</property-name>
<value>faces</value>
</managed-property>
<managed-property>
<property-name>httpPort</property-name>
<value>8080</value>
</managed-property>
</managed-bean>
上記の例が機能するには、Web コンテナで http ポートがサポートされている必要があります。Bean プロパティーの管理および http ポートの値の設定を行うには、psconsole WAR の unjar および re-jar を追加する必要があります。新しい psconsole WAR を作成したら、変更を反映させるために再配備する必要があります。
管理パネルで、開始位置としてファイルの URL を追加できない。(#6360469)
説明:ファイルシステムのロボットサイトを編集するとき、開始位置としてファイルの URL の追加に失敗します。
対処方法:次の手順を実行します。
次の形式の URL を使用して、ローカルファイルシステムサイトを作成します。
file:///filepath または file:/localhost/filepath
filterrules.conf ファイルを編集して、ファイルシステムサイト定義の開始位置を追加します。
Microsoft Exchange 2003 を使用する場合に、一部のページで GIF ファイルが欠落する。(#6186547)
説明:多数のインタフェースイメージファイルが欠落します。
iNotes では、「連絡先」タブの下で、ヘルプページが管理コンソールにリダイレクトされる。(#6186541)
説明:iNotes の「連絡先」タブの「ヘルプ」ボタンをクリックすると、ヘルプページの代わりに管理コンソールページが表示されます。
iNotes が正しくログアウトしない。(#6186544)
説明:iNotes の「ログアウト」をクリックすると 2 つのオプションが表示されます。どちらのオプションを選択しても、iNotes からログアウトしません。
Microsoft Exchange 2000 SP3 で警告メッセージが表示され、「アクションは取り消されました」メッセージが表示される。(#6186535)
説明:Exchange 2000 SP3 の次のアクションにおいて、セキュリティー警告メッセージと「アクションは取り消されました」のメッセージが表示されます。
「メール」の下の「新規」タブをクリックする。
ドロップボックスリストで任意のアイテムを選択する。
「カレンダ」の下の「新規」タブをクリックする。
空の削除済みアイテムフォルダをクリックする。
新規タスクを作成する。
Microsoft Exchange 2000 SP3 を使用していると、特定のフォルダへのメッセージの移動またはコピー機能が働かない。(#6186534)
説明:ゲートウェイを経由して Portal Server ソフトウェアにログインし、Microsoft Exchange マシンの詳細設定でブックマークチャネルを編集する場合は、Microsoft Exchange インタフェースの「移動」/「コピー」ボタンをクリックすると、「処理が実行されませんでした」エラーメッセージが表示されます。
Microsoft Exchange 2000 SP3 を使用しているときに、空の削除済みアイテムフォルダをクリックすると「アクションは取り消されました」メッセージが表示される。(#6186540)
説明:ゲートウェイを経由して Portal Server ソフトウェアにログインし、Microsoft Exchange マシンの詳細設定でブックマークチャネルを編集する場合は、Microsoft Exchange インタフェースで削除済みアイテムを空にすることはできません。
リモート JavaScript 内の URL が正しく書き換えられない。(#6364872)
説明:リモート JavaScript 内の URL が正しく書き換えられません。
リライタルールセットのコンソールヘルプが提供されていない。(#6327431)
説明:「リライタルールセット」画面について説明するヘルプオプションはありません。
メールメッセージの作成にすべての色が使用されない。(#6308176)
説明:ユーザーが選択した色にかかわらず、カラーパレットには紫だけが表示されます。
異なるセッションで Secure Remote Access をインストールすると、インストールが失敗する。(#6333367)
説明:Portal Server と同じセッションで Secure Remote Access をインストールしてください。
importmgr ユーティリティーにマニュアルがない。(#6203829)
説明:インポートエージェントの新しい検索サブコマンドについては、『Sun Java System Portal Server 7 Command-Line Reference』の第 9 章「Search Subcommands - Import Agents」を参照してください。
Linux で連携検索で Google にアクセスできない。(#6335279)
説明:Google 検索から SOAP 例外がスローされます。これは、HTTP プロキシが SOAP 接続を通過させるように設定されていないためです。
対処方法:マシンが直接インターネットに接続できるようにしてください。
Google API が完全にはサポートされていない (#6335501)
説明:現在、特に中国語、日本語、および韓国語では、Google API の 2 バイト文字検索は完全にはサポートされていません。
ラジオボタンが正常に動作しない。(#6361116)
説明:ロボットのメタデータ抽出プロパティーのラジオボタンは正常に動作しません。
対処方法:メタデータ抽出を「はい」から「いいえ」に変更するには、filter.conf の行を次のように変更します。
Generate enable=true fn="extract-html-meta" type="text/html" を Generate enable=false fn="extract-html-meta" type="text/html" に変更します。
cname 解決を「はい」から「いいえ」に変更するには、robot.conf の行を次のように変更します。
use-dns-cname=true を use-dns-cname=false に変更します。
サンプルポートレット (IPC、検索、推測など) にアクセスすると OPERATION_FAILED_FAULT エラーになる。(#6301203)
説明:WSRP プロデューサまたはコンシューマ、あるいはその両方の設定後、リモートポートレットにはアクセスできません。
SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマと動作しない。(#6292152)
説明:SSL WSRP プロデューサは非 SSL コンシューマとは動作しません。CACAO では、truststore に SSL サーバーの CA 証明書を格納して、truststore のパスワードを設定する必要があります。
対処方法:CACAO サーバーの truststore を設定するには、次の手順に従います。
truststore を作成し、keytool コマンドを使用して SSL サーバーの CA 証明書をこの truststore にインポートします。
cacaoadm コマンドを使用して、次に示す JVM プロパティーを設定します。
Djavax.net.ssl.truststore
Djavax.net.ssl.truststorePassword
たとえば、cacaoadm set-param java-flags="`cacaoadm get-param java-flags -v` -Djavax.net.ssl.truststore=/tmp/truststore -Djavax.net.ssl.truststorePassword=truststorepass と入力します。
CACAO サーバーを再起動します。
レジストリサーバーのキーストアの場所は、常に /soar/3.0 を基準とする。(#6355673)
説明:レジストリサーバーの SSO 設定にはキーストアの場所を指定します。この場所は、常に /soar/3.0 を基準としたものと見なされます。
対処方法:/soar/3.0/jaxr-ebxml/security ディレクトリを作成し、Registry Server から取得した keystore.jks を置きます。
単純なユーザー名とパスワードを受け入れる WSSO ポートレット。(#6355670)
説明:WSSSO ポートレットでユーザーが指定するユーザー名とパスワードは、ユーザーの完全修飾 DN でなければなりません。
対処方法:このサンプルポータルの developer ユーザーのユーザー名は、uid=developer,ou=People,o=DeveloperSample,dc=india,dc=sun,dc=com とするとよいでしょう。
psconsole からのレジストリインタフェースが機能しない。(#6356897)
説明:psconsole からのレジストリ検索は機能しません。
対処方法:psadmin の search-registry を使用してください。
開発者用サンプルの設定時に create-configured-producer コマンドが失敗する。(#6334366)
説明:開発者用サンプルの「WSRP のサンプル」タブにリモートポートレットは表示されません。開発者用サンプルの設定時に create-configured-producer コマンドが失敗します。
対処方法:AM7.0patch1 を使用するとこの問題を修正できます。次の手順でパッチをインストールしてください。
Identity Server をインストーラからインストールします。
AM7.0patch1 をインストールし、インストール手順に従います。
再び JES インストーラを実行し、Portal Server のインストールを選択します。