Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (Sun Java System Web Server Plug-In 3.0)

はじめに

このマニュアルでは、Sun N1TM Service Provisioning System ソフトウェアを使用して Sun JavaTM System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 の取得と配備を行う方法について説明します。


注 –

このマニュアルでは、「x86」とは Intel の 32 ビットマイクロプロセッサファミリ、およびこれと互換性のある 64 ビットおよび 32 ビットの AMD 製マイクロプロセッサを指します。


対象読者

このマニュアルの主な対象読者は、N1 Service Provisioning System ソフトウェアを使用して Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 を配備、制御するシステム管理者や、N1 Service Provisioning System ソフトウェアのオペレータが含まれます。読者は、次のことに精通している必要があります。

お読みになる前に

N1 Service Provisioning System ソフトウェアおよび Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 の使用に精通していないユーザーは、次のマニュアルを参照してください。

マニュアルの構成

第 1 章「Sun Java System Web Server プラグインの概要」では、プラグインソリューションに関する概要を提供します。

第 2 章「リリースノート」では、インストール時と実行時における問題点について解説します。

第 3 章「Sun Java System Web Server プラグインのインストールと構成」では、プラグインのインストールと構成について説明します。

第 4 章「Sun Java System Web Server プラグインの使用法」では、プロビジョニングシステムを使用し、Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 管理サーバーおよび Web Server Instances のインストール、削除、および制御を行う方法について説明します。

第 5 章「コンポーネント、プラン、およびホストタイプに関する詳細」では、Sun Java System Web Server プラグインに含まれるコンポーネント、プラン、およびホストタイプについて解説します。

マニュアル、サポート、およびトレーニング

Sun の Web サイトでは、以下の追加情報を提供しています。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P–1 表記上の規則

字体または記号 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 

.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

machine_name% you have mail.

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 

machine_name% su

Password:

AaBbCc123

変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 

ファイルを削除するには、 rm filename と入力します。

『 』

参照する書名を示します。 

『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。

「 」

参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 

第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 

この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 

\

枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 

sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING'

コード例は次のように表示されます。

[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。

| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。

キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。

ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-DControl キーを押したまま D キーを押すことを意味します。