Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (WebSphere Plug-In 3.0)

WebSphere 5.1 で作業するときのコマンド行インタフェースの使用法

Sun N1 Service Provisioning System コマンド行インタフェースの使用法

デフォルトでは、プロビジョニングシステムのコマンド行インタフェースは次のディレクトリにあります。/opt/SUNWn1sps/N1_Service_Provisioning_system_5.2/cli/bin/cr_cli

WebSphere 3.0 プラグインのオブジェクトは、/com/sun/was/5.1 フォルダにあります。

プラグインのコンポーネントの内容は、その他の独自のコンポーネントまたはプランと同様に、必要に応じて変更して使用することが可能です。しかし、コンポーネントまたはプランを変更するには、まず、そのコンポーネントまたはプランを新しいフォルダに保存してから変更する必要があります。プロビジョニングシステム のコマンド行インタフェースの使用方法についての詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 1 章「コマンド行インタフェースの使用」を参照してください。

WebSphere 5.1 の wsadmin スクリプトの使用法

WebSphere 5.1 スクリプト用プログラム wsadmin は Sun N1 Service Provisioning System を通じて実行できます。このスクリプト用プログラムの使用法についての詳細は、IBM WebSphere 5.1 のマニュアルを参照してください。

Procedurewsadmin スクリプトを実行する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Command Line Interface: Run Command」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

  4. ターゲットホストを選択します。

    スタンドアロンアプリケーションサーバーまたは配備マネージャの仮想ホストを選択できます。

  5. wsadmin スクリプトへの引数を「Plan Variables」フィールドに入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。


例 4–1 wsadmin スクリプトによるクラスタの作成

この例では、wsadmin スクリプトの入力を示します。

コマンド行を使用してクラスタを作成する場合、次の文字列を「Enter the Arguments to wsadmin Script」フィールドに入力します。


-c 'set cell [$AdminConfig getid /Cell:cellname/]' 
-c '$AdminConfig create ServerCluster $cell {{name clustername}}' 
-c '$AdminConfig save' 

この例では、cellname は既存のセルの名前で、clustername は作成するクラスタの名前です。