この章では、次の項目について説明します。
Linux プラグインを入手する手順は 2 段階に分かれます。はじめに Linux プラグイン JAR ファイルが含まれたパッケージファイルをシステムに追加する必要があります。そのあとに Linux プラグイン JAR ファイルをインポートします。
Linux プラグインは、N1 Service Provisioning System ソフトウェアに対するプラグインとしてパッケージ化されています。Linux プラグイン用のプラグインファイルは、N1 Service Provisioning System 5.2 DVD または Sun Download Center から入手できます。
パッケージファイルをシステムに追加すると、 Linux プラグインは 2 種類の JAR ファイルからインポートできます。状況に応じて、適切なファイルを選択してください。
Linux プラグインをはじめてインストールする場合は、com.sun.linux_2.0.jar ファイルを使用します。
旧バージョンの Linux プラグインがすでにインポートされている場合は、com.sun.linux_1.1_2.0.jar ファイルを使用します。
JAR ファイルを含むファイルを追加します。
JAR ファイルをインポートします。- 「N1 Service Provisioning System への Linux プラグインのインポート」
Linux プラグインは、SUNWspslnx パッケージに含まれています。
端末ウィンドウで、スーパーユーザーになります。
プラグインパッケージを含むディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力し、Return キーを押します。
# pkgadd -d package_directory SUNWspslnx
スタンドアロン用 JAR ファイルは /opt/SUNWn1sps/plugins/com.sun.linux/ ディレクトリにあります。アップグレード用 JAR ファイルは /opt/SUNWn1sps/plugins/com.sun.linux/Upgrade ディレクトリにあります。
Linux プラグインは、sun-spslnx-2.0-1.noarch.rpm ファイルに含まれています。
端末ウィンドウで、スーパーユーザーになります。
sun-spslnx-2.0-1.noarch.rpm ファイルを含むディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力し、Return キーを押します。
# rpm -i package_directorysun-spslnx-2.0-1.noarch.rpm
スタンドアロン用 JAR ファイルは /opt/sun/N1_Service_Provisioning_System/plugins/com.sun.linux ディレクトリにあります。アップグレード用 JAR ファイルは /opt/sun/N1_Service_Provisioning_System/plugins/com.sun.linux/Upgrade ディレクトリにあります。
Linux プラグインは sun-spslnx-2.0.msi Microsoft Installer (MSI) パッケージファイルに含まれています。
linux.msi ファイルを含むディレクトリに移動します。
sun-spslnx-2.0.msi ファイルをダブルクリックします。
インストーラの GUI が起動されます。JAR ファイルは、c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\plugins\com.sun.linux ディレクトリにコピーされます。アップグレード用 JAR ファイルは c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\plugins\com.sun.linux\Upgrade ディレクトリにあります。
ある特定のプラグインを N1 Service Provisioning System 製品に認識させるには、そのプラグインをインポートする必要があります。プラグインをインポートするには、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の第 5 章「プラグインの管理」で詳しく説明されている手順に従います。
プラグインをインポートまたはアップグレードするには、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の第 5 章「プラグインの管理」で詳しく説明されている手順に従います。
ブラウザインタフェースのメインウィンドウの「Administrative」セクションで、「Plug-ins」をクリックします。
「Plug-ins」ページの「Action」列で、「Import」をクリックします。
JAR ファイルの場所に移動します。
Linux プラグインをはじめてインポートする場合は、com.sun.linux_2.0.jar ファイルを選択します。
旧バージョンの Linux プラグインがすでにインポートされている場合は、com.sun.linux_1.1_2.0.jar ファイルを選択します。
「Continue to Import」ボタンをクリックします。
インポートが正常に終了すると、プラグインの詳細ページが開いて、そのプラグインが提供するオブジェクトが表示されます。
コマンド行を使用して、プラグインをインポートすることもできます。
CLI からプラグインファイルをインポートするには、次のように入力します。
% cr_cli -cmd plg.p.add -path plugin-filename -u username -p password |
Linux プラグインをはじめてインポートする場合は、plugin-filename は com.sun.linux_2.0.jar になります。
旧バージョンの Linux プラグインがすでにインポートされている場合は、plugin-filename は com.sun.linux_1.1_2.0.jar になります。
/com/sun/linux フォルダに対しては、アクセス許可は何も与えないでください。
Linux プラグインに適用可能なパッチは、SunSolve サイトを確認します。パッチを適用するには、パッチの README ファイルの手順に従います。