Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (Linux Plug-In 2.0)

Linux RPM ファイルの取得と配備

エンタープライズにわたって Linux アプリケーションを配備する場合、基本的に次のプロセスを含みます。

ProcedureLinux RPM ファイルを取得する

システム間にわたってファイルを配備する前に、このファイルを N1 Service Provisioning System ソフトウェアに認識させ、それをコンポーネントに含める必要があります。

  1. N1 Service Provisioning System ブラウザインタフェースのメインページで、「Create New Component」をクリックします。

    「Components」ページが現れます。

  2. 「Action」列の「Create link」をクリックします。

  3. コンポーネントの名前を入力します。

  4. コンポーネントタイプとして「com.sun.linux#RPM file」を選択します。

    プラットフォームタイプが system#RedHat Linux - any version に変更されます。

  5. (省略可能) そのコンポーネントのラベルと説明を入力します。

  6. RPM ファイルを取得するホストとパス名を選択します。

  7. 「Check In」をクリックします。

ProcedureLinux RPM ファイルを配備する

  1. 以下の説明に従って、コンポーネントを取得します。

  2. N1 Service Provisioning System アプリケーションの「Components」セクションへ進みます。

  3. 配備するコンポーネントを選択します。

  4. インストールプロシージャーの横にある「Action」列の「Run」をクリックします。

    インストールプロシージャーを実行するための「plan details」ページが現れます。

  5. ターゲットホストを選択します。

    ターゲットホストは、配備するコンポーネントと一致するバージョンの Linux オペレーティングシステムを実行している必要があります。

  6. installPath コンポーネント変数として、RPM ファイルをインストールするターゲットホストの場所を指定します。installPath 変数の値は、/opt のような絶対パスを指定しない限り、デフォルトのリモートエージェントディレクトリへの相対パスとして扱われます。

  7. pkgName コンポーネント変数として、RPM ファイルに存在するパッケージ名を指定します。

    Linux サーバーでは、次のコマンドでパッケージ名を出力します。


    # rpm -qp path-of-rpm-file --qf '%{NAME}'

    注 –

    パッケージ名を指定しないか、間違った名前を入力すると、ファイルを配備できず、エラーメッセージが表示されます。失敗した手順の stdout メッセージは実際のパッケージ名を表示するため、 エラーメッセージを使用して pkgName コンポーネント変数を決めることもできます。


  8. 「Run Plan」をクリックします。

ProcedureLinux RPM ファイルをアンインストールする

  1. N1 Service Provisioning System アプリケーションの「Components」セクションへ進みます。

  2. アンインストールする RPM のコンポーネントを選択します。

  3. アンインストールプロシージャーの横にある「Action」列の「Run」をクリックします。

    アンインストールプロシージャーを実行するための「Plan Details Run」ページが現れます。

  4. 「Current Installation」フィールドで、RPM を削除するホストをクリックします。

  5. 「Run Selected Installations」をクリックします。

    コンポーネントのアンインストールプランが表示されます。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。