この章では、WebLogic 8 プラグインの最新情報、および既知の問題について説明します。この章では、次の項目について説明します。
ここでは、WebLogic 8 プラグインのインストールに関する問題点について説明します。
Weblogic ソフトウェアのインストールプランを Windows 上で実行し、ディスク容量不足になった場合、インストールは失敗しますが、障害が N1 SPS インタフェースに報告されません。この障害は、次の OS バージョンを実行しているリモートエージェントで発生します。
Microsoft Windows 2000
Microsoft Windows 2000 Advanced Server
Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition
Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
Microsoft Windows Server 2003 Web Edition
N1 SPS インタフェースにはインストールプランが成功したと表示されますが、リモートエージェントには WebLogic ソフトウェアがインストールされません。この問題が起きるのは、リモートエージェントの Temp ディレクトリに WebLogic インストーラのための十分な空き容量がないためです。
回避策:リモートエージェントで Windows の Temp ディレクトリのディスク容量を増やしてから、インストールプランを実行します。次の手順に従ってください。
リモートエージェントで、MS-DOS コマンド行プログラムを起動します。
MS-DOS ウィンドウで次のコマンドを入力して、Temp ディレクトリの場所を確認します。
prompt>echo %temp% |
Temp ディレクトリのあるディスクと場所が表示されます。
Temp ディレクトリのあるディスクから不要なファイルを削除し、WebLogic インストーラで使用可能なディスク容量を増加します。
ここでは、WebLogic 8 プラグインの実行時の問題点について説明します。
secureConnect 変数を true に設定した状態で、WebLogic ドメインおよび管理サーバーコンポーネントをインストールすると、インストールに失敗します。この障害のエラーメッセージには、サーバーを起動できない、またはサーバーが起動済みであると示されます。
回避策: 次のなかから、適切な回避策を選択してください。
WebLogic 8.1.4 ドメインおよび管理サーバーを IBM AIX リモートエージェントにインストールする場合は、ドメインおよび管理サーバーコンポーネントの weblogicJARPath を次の値に設定します。
:[wlHomeDir]:[/]server:[/]lib:[/]weblogic.jar;:[wlHomeDir]:[/]server: [/]lib:[/]webserviceclient+ssl_pj.jar
javaHome 変数の値が、JDK 1.4.2 または互換バージョンを指していることを確認してください。
WebLogic 8.1.3 ドメインおよび管理サーバーを IBM AIX リモートエージェントにインストールする場合は、ドメインおよび管理サーバーコンポーネントの weblogicJARPath を次の値に設定します。
:[wlHomeDir]:[/]server:[/]lib:[/]weblogic.jar;:[wlHomeDir]:[/]server: [/]lib:[/]wlcipher.jar;:[wlHomeDir]:[/]server:[/]lib:[/]webserviceclient+ssl_pj.jar
javaHome 変数の値が、JDK 1.4.2 または互換バージョンを指していることを確認してください。
WebLogic 8.1.3 ドメインおよび管理サーバーを Solaris 9 x86 リモートエージェントにインストールする場合は、ドメインおよび管理サーバーコンポーネントの weblogicJARPath を次の値に設定します。
:[wlHomeDir]:[/]server:[/]lib:[/]weblogic.jar;:[wlHomeDir]:[/]server: [/]lib:[/]wlcipher.jar;:[wlHomeDir]:[/]server:[/]lib:[/]webserviceclient+ssl_pj.jar
javaHome 変数の値が、JDK 1.4.2 または互換バージョンを指していることを確認してください。
WebLogic 8.1.3 ドメインおよび管理サーバーを Solaris 9 SPARC または Linux リモートエージェントにインストールする場合は、WebLogic 8.1.4 リリース用の weblogic.jar ファイルを入手する必要があります。ドメインおよび管理サーバーコンポーネントの weblogicJARPath 変数を、WebLogic 8.1.4 の weblogic.jar ファイルの場所に設定します。
WebLogic 8.1.4 リリース用の weblogic.jar ファイルの入手方法については、BEA のホームページを参照してください。