本書で説明されている各タスクに関しては、2 つの必要条件が存在します。
WebLogic 管理サーバーは、数多くの処理の実行または確認に使用されます。そのため、WebLogic 8 環境を変更するタスクを実行するには、正しい接続情報が動作するプロビジョニングシステム内で管理サーバーを構成する必要があります。
WebLogic ソフトウェアのインストール時、WebLogic Domain の作成時、またはエンタープライズアプリケーション (EAR)、Web アプリケーション (WAR)、および Java アーカイブ (JAR) ファイルの作成時には、管理サーバーはオンラインである必要はありません。
プロビジョニングシステム内のすべてのタスクでは、ユーザーが特定のアクセス権を持っていることが必要になります。WebLogic プラグインを使用してタスクを実行するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
アクセス権の詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の第 3 章「アクセス許可を使用したアクセスの制御」を参照してください。
グループメンバーシップの更新方法についての詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の「ユーザーのグループメンバーシップを変更する」を参照してください。