Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (Sun Java System App Server Plug-In 3.0)

Sun Java System App Server リソースの管理

この節では、次に示す Sun Java System App Server リソース (JMS リソース、JDBC リソース、スレッドプール) を管理する方法について説明します。

Java Messaging Service (JMS) リソースの管理

Sun Java System App Server 8.1 JMS リソース管理のコンポーネントプロシージャーを、次に示します。

install: default

Sun N1 Service Provisioning System データベースに、コンポーネントがインストール済みであることを記録します。

uninstall: default

Sun N1 Service Provisioning System データベースに、コンポーネントがアンインストール済みであることを記録します。

createJMSResource

ターゲットホストに JMS リソースを作成します。

deleteJMSResource

ターゲットホストから JMS リソースを削除します。

listJMSResource

JMS リソースを一覧表示します。

ProcedureJMS リソースをホストにインストールする

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JMS Resource」で、「Manage JMS Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「install: default」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする JMS Resource の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        JMS Resource を Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該 JMS Resouce を格納するドメイン名。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートに関する詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJMS リソースを作成する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JMS Resource」で、「Manage JMS Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createJMSResource」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. JMS リソースを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. リソースタイプを選択します。リソースタイプは次の 1 つです。

      • Topic

      • Queue

      • ConnectionFactory

      • TopicConnectionFactory

      • QueueConnectionFactory

    2. リソースの JNDI 名を入力します。

    3. リソースを作成するターゲットクラスタまたはサーバーの名前を入力します。

    4. (任意) リソースの説明を入力します。

    5. JMS プロパティをコロン (:) で区切って入力します。

      有効なプロパティ名は次のとおりです。

      • ClientId

      • AddressList

      • MessageServiceAddressList

      • UserName

      • Password

      • ReconnectEnabled

      • ReconnectAttempts

      • ReconnectInterval

      • AddressListBehavior

      • AddressListIterations

  6. 「 Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJMS リソースを削除する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JMS Resource」で、「Manage JMS Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteJMSResource」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. JMS リソースを削除するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 削除するリソースの JNDI 名を入力します。

    2. 削除するリソースのターゲット名を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Java Database Connectivity (JDBC) リソースの管理

Sun Java System App Server 8.1 JDBC リソースおよび接続プール管理のコンポーネントプロシージャーは、次のとおりです。

install: default

Sun N1 Service Provisioning System データベースに、コンポーネントがインストール済みであることを記録します。

uninstall: default

Sun N1 Service Provisioning System に、コンポーネントがアンインストール済みであることを記録します。

createJDBCResource

ターゲットホストに、JDBC リソースを作成します。

deleteJDBCResource

ターゲットホストから、JDBC リソースを削除します。

listJDBCResources

JDBC リソースを一覧表示します。

createJDBCConnectionPool

ターゲットホストに、JDBC 接続プールを作成します。

deleteJDBCConnectionPool

ターゲットホストから、JDBC 接続プールを削除します。

listJDBCConnectionPools

JDBC 接続プールを一覧表示します。

ProcedureJDBC リソースをホストにインストールする

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「install: default」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする JDBC Resource の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        JDBC Resource を Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該 JDBC Resouce を格納するドメイン名。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートに関する詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC リソースを作成する

始める前に

JDBC リソースを作成する前に、JDBC 接続プールを作成する必要があります。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createJDBCResource」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 「Connection Pool」の名前を設定します。

    2. リソースの JNDI 名を入力します。

    3. リソースを作成するターゲットクラスタまたはサーバーの名前を入力します。

    4. (任意) リソースの説明を入力します。

    5. JDBC プロパティーをコロン (:) で区切って入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC リソースを削除する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteJDBCResource」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを削除するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 削除するリソースの JNDI 名を入力します。

    2. 削除するリソースのターゲットクラスタまたはサーバーインスタンスの名前を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC リソースを一覧表示する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「listJDBCResources」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC リソースを一覧表示するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」の下で、JDBC リソースを一覧表示するターゲットのクラスタ名またはサーバーインスタンス名を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC 接続プールを作成する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createJDBCConnectionPool」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. 接続プールを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 「Connection Pool」の名前を設定します。

    2. (任意) 接続プールの説明を入力します。

    3. 接続プールの JDBC データソースリソースマネージャーを入力します。

    4. データソースクラス実装のインタフェースを入力します。

      有効なエントリは次のとおりです。

      • DataSource

      • ConnectionPoolDataSource

      • XADataSource

    5. プールが作成する接続の最小数を入力します。

    6. プールが保守する接続の最大数を入力します。

    7. タイムアウトタイマーが満了したときに削除する接続の数を入力します。

    8. プール内で接続がアイドル状態になることができる最大時間 (秒) を入力します。

    9. 接続プールのトランザクション遮断レベルを入力します。

      有効なエントリは次のとおりです。

      • read-uncommitted

      • read-committed

      • repeatable-read

      • serializable

      エントリが空白の場合、JDBC ドライバのデフォルトの遮断レベルが使用されます。

    10. 接続をアプリケーションに割り当てる前に、その接続を検証するかどうかを指定します。有効なエントリは true または false です。

    11. JDBC ドライバの属性名と値のペアを入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC 接続プールを削除する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteJDBCConnectionPool」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC 接続プールを削除するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. 削除する接続プールの名前を入力します。

    2. 接続プールに関連するすべてのコネクタリソースも削除するかどうかを指定します。有効なエントリは true または false です。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

ProcedureJDBC 接続プールを一覧表示する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 JDBC Resource」で、「Manage JDBC Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「listJDBCConnectionPools」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. JDBC 接続プールを一覧表示するインストールを選択します。

  5. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

スレッドプールリソースの管理

Sun Java System App Server 8.1 スレッドプール管理のコンポーネントプロシージャーを、次に示します。

install: default

Sun N1 Service Provisioning System データベースに、コンポーネントがインストール済みであることを記録します。

uninstall: default

Sun N1 Service Provisioning System データベースに、コンポーネントがアンインストール済みであることを記録します。

createThreadpool

ターゲットホストにスレッドプールリソースを作成します。

deleteThreadpool

ターゲットホストからスレッドプールリソースを削除します。

listThreadpools

スレッドプールリソースを一覧表示します。

Procedureスレッドプールリソースをホストにインストールする

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「install: default」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. 「Plan Parameters」領域で、インストールする Thread Pool Resource の変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Install コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installIdentifier

        スレッドプールリソースを Install コンポーネントに関連付ける一意の ID。

        domainName

        当該スレッドプールリソースを格納するドメイン名。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートに関する詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. インストールする前に詳細なチェック (preflight) を実行する場合は、「Perform Detailed Preflight」を選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedureスレッドプールリソースを作成する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「createThreadpool」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. スレッドプールを作成するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、

    1. スレッドプール ID を入力します。

    2. 要求を処理するスレッドプール内のスレッドの最大数を入力します。

    3. 要求を処理するスレッドプール内のスレッドの最小数を入力します。

    4. タイムアウト値 (秒) を入力します。このあと、アイドルスレッドはプールに戻ります。

    5. スレッドプールが処理する作業用待ち行列の合計数を入力します。

    6. スレッドプールを作成するクラスタまたはサービスインスタンスの名前を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedureスレッドプールリソースを削除する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「deleteThreadpool」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. スレッドプールを削除するインストールを選択します。

  5. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。

Procedureターゲット上のスレッドプールを一覧表示する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「AppServer 8.1」をクリックします。

  2. 「SJSAS AppServer Resources->SJSAS 8.1 Threadpool Resource」で、「Manage Threadpool Resources」をクリックします。

  3. 「Component Procedures」で、「listThreadpools」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. スレッドプールを一覧表示するインストールを選択します。

  5. 「Plan Variables」で、スレッドプールを一覧表示するターゲットクラスタまたはサーバーインスタンスの名前を入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」ボタンをクリックします。