この節では、Directory Proxy Server 7.0 で提供された新機能について説明します。
エントリ集約によって次のことが可能になります。
二次データビューへのクエリーを最適化する
必要な場合、二次データビューを最初に検索する
大きな結果セット (VLV コントロール) 処理の改善
二次データソースに対する要求をグループ化する
JDBC データビューが Date 型と Blob 型をサポートするようになりました。
Directory Proxy Server は、複数コアのシステムに対してより効率的に動作する、新しいログ記録エンジンの実装を使用します。
LDAP グループに基づく新しい条件
1 秒あたりの最大スループットの管理
企業の合併など、より多くのユースケースに対応するための新しい種類のデータビュー。
詳細については、『Oracle Fusion Middleware Administration Guide for Oracle Directory Server Enterprise Edition』の「Creating and Configuring Coordinator Data Views」を参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Administration Guide for Oracle Directory Server Enterprise Edition』の「Configuring Pattern Matching Distribution Algorithm」に記載されているように、強化された正規表現配布アルゴリズムが追加されました。
結合データビューの検索パフォーマンスを最適化するため、Directory Proxy Server は仮想リスト表示 (vlv) インデックスを活用します。これにより、あるデータソースには多数のエントリがあり、ほかのデータソースにはごく少数のエントリがあるために、検索がサイズの上限に達するという事態を回避しやすくなります。VLV インデックスを使用するには、『Oracle Fusion Middleware Reference for Oracle Directory Server Enterprise Edition』の「Browsing Index」を参照してください。