Oracle Directory Server Enterprise Edition 向け Oracle Fusion Middleware リリースノート

オペレーティングシステムの要件

この節では、Directory Server Enterprise Edition コンポーネント製品をサポートするために必要なオペレーティングシステム、パッチ、およびサービスパックを示します。

Directory Server Enterprise Edition のオペレーティングシステム要件

Directory Server Enterprise Edition ソフトウェアの動作確認は、一覧中のオペレーティングシステムの「ベース」、「エンドユーザー」、または「コア」と呼ばれる限定構成ではなく完全インストールを使用して実施しています。一部のオペレーティングシステムでは、次の表に示されている追加のサービスパックまたはパッチが必要な場合があります。

Directory Server Enterprise Edition でサポートされている OS バージョン 

サポートされている配布タイプ 

必要な追加ソフトウェアとコメント 

Solaris 10 U5+ オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x64) 

ネイティブパッケージおよび ZIP 形式の配布 

推奨されるパッチクラスタは次のサイトから入手できます。

Solaris 9 U9+ オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x86) 

ネイティブパッケージおよび ZIP 形式の配布 

推奨されるパッチクラスタは次のサイトから入手できます。

Solaris 10 U5+ Trusted Extension オペレーティングシステム (SPARC、64 ビット、および x64) 

ネイティブパッケージおよび ZIP 形式の配布 

推奨されるパッチクラスタは次のサイトから入手できます。 

Red Hat Enterprise Linux 5 UL3+ オペレーティングシステム (x64) 

ZIP 形式の配布 

追加のパッチは不要です。 

Red Hat Enterprise Linux 4 UL8+ オペレーティングシステム (x64 および x86) 

ZIP 形式の配布 

追加のパッチは不要です。 

Oracle Enterprise Linux 5 UL3+ オペレーティングシステム (x64) 

ZIP 形式の配布 

追加のパッチは不要です。 

SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2+ オペレーティングシステム (x86 および x64) 

ZIP 形式の配布 

x64 システムで cacao を起動するには、pam-32bit-9-yyyymmddhhmm.rpm が必要です。

SUSE Linux Enterprise Server 11 オペレーティングシステム (x64) 

ZIP 形式の配布 

cacao を起動するには、pam-32bit-9-yyyymmddhhmm.rpm が必要です。

HP-UX 11i(11.23) PA-RISC (64 ビット) 

ZIP 形式の配布 

追加のパッチは不要です。 

Microsoft Windows Server 2003 R2+ (x86 および x64) 

ZIP 形式の配布 

追加のパッチは不要です。 

Microsoft Windows Server 2008 R2 (x86 および x64) 

ZIP 形式の配布 

追加のパッチは不要です。 


注 –

SUSE Linux Enterprise Server にインストールするには、いくつかの Java 環境変数を再設定する必要があります。詳細については、『『Oracle Fusion Middleware Installation Guide for Oracle Directory Server Enterprise Edition 』』を参照してください。


Oracle Directory Server Enterprise Edition 11g Release 1 (11.1.1) は Java 1.6 を提供し、サポートします。

Identity Synchronization for Windows のオペレーティングシステム要件

Identity Synchronization for Windows コンポーネントは、次の表に示すバージョンの各種オペレーティングシステム上で動作します。一部のオペレーティングシステムでは、次の表に示されている追加のサービスパックまたはパッチが必要な場合があります。

Identity Synchronization for Windows のサポートされている OS のバージョン 

必要な追加ソフトウェアとコメント 

Solaris 10 オペレーティングシステム (SPARC および x86 アーキテクチャー) 

パッチ:

Solaris 9 オペレーティングシステム (SPARC および x86 アーキテクチャー) 

パッチ:

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 4.0 Update 2 (x86) 

次の互換性ライブラリを推奨: 

compat-gcc-32-3.2.3-47.3.i386.rpm

compat-gcc-32-c++-3.2.3-47.3.i386.rpm

次の互換性ライブラリが必要: 

compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3.rpm

Red Hat を 64 ビットのシステム上で実行している場合でも、32 ビットのシステムライブラリがインストールされます。 

これらの互換性ライブラリは、Red Hat のメディアまたは https://www.redhat.com/rhn/rhndetails/update/ から入手できます。

Microsoft Windows 2003 Server Standard Edition 

Service Pack 1 

Microsoft Windows 2003 Server Enterprise Edition 

Service Pack 1 


注 –

SUSE または HP-UX システムでは Identity Synchronization for Windows はサポートされていません。