Oracle Directory Server Enterprise Edition 向け Oracle Fusion Middleware リリースノート

システム仮想化サポート

システム仮想化は、共有ハードウェア上で複数のオペレーティングシステム (OS) インスタンスを個別に動作させるためのテクノロジです。機能的には、仮想化環境で動作する OS に配備されるソフトウェアは、ベースとなるプラットフォームが仮想化されていることを認識しないのが一般的です。代表的なシステム仮想化環境および OS を組み合わせていくつかのテストが実施されています。テストの目的は、適切にサイジングおよび設定された仮想化環境上で、仮想化されていないシステム上での動作と同様に製品が正常な動作を継続することの検証です。

このリリースでは、Oracle VM テクノロジで動作する OS がすでに Directory Server Enterprise Edition 11g Release 1 (11.1.1) ソフトウェアでネイティブでサポートされている場合、その OS はサポートされます。OS およびハードウェアのすべての組み合わせが認定されているわけではありません。サポートは、ベースとなる Oracle VM テクノロジ実装に依存します。Oracle VM テクノロジでの Directory Server Enterprise Edition 11g Release 1 (11.1.1) ソフトウェアの本稼働配備については、広範囲なテストは行われていません。

このリリースの Directory Server Enterprise Edition でサポートされているハードウェアプラットフォームについては、「ハードウェア要件」を参照してください。

このリリースの Directory Server Enterprise Edition でサポートされているオペレーティングシステムと OS バージョンについては、「オペレーティングシステムの要件」を参照してください。

Directory Server Enterprise Edition 11g Release 1 (11.1.1) は、Solaris 10 Update 5 の SPARC プラットフォームで論理ドメイン (LDoms) をサポートしています。LDoms の詳細については、『Logical Domains (LDoms) 1.0.1 Administration Guide 』を参照してください。


注 –

Identity Synchronization for Windows を仮想化環境にインストールすることはできません。