opensso/integrations/oracle ディレクトリには、カスタム認証モジュールやその他のプラグインをコンパイルおよび構築するためのソースおよび設定が含まれています。ユースケースのオプションおよび関連情報については、『Sun OpenSSO Enterprise 8.0 Integration Guide』の第 3 章「Integrating Oracle Access Manager」を参照してください。次の表に、opensso/integrations/oracle ディレクトリ内のファイルと、各ファイルの説明を示します。
今開いているこのファイルです。
OpenSSO で Oracle Access Manager のカスタム認証モジュールを構築するための Ant 構築ファイル
OpenSSO で Oracle Access Manager の認証モジュールを作成するために必要な設定ファイル。
OblixAuthService.xml
Oracle Access Manager 認証モジュールの認証サービスファイル
OblixAuthModule.xml
Oracle Access Manager の認証モジュールコールバック。
これはデフォルトで空のファイルですが、設定をするために存在しなければならないものです。
OblixAuth.properties
認証のための国際化キーを格納するプロパティーファイル
このディレクトリはデフォルトで空です。この lib ディレクトリには、ソースライブラリをコンパイルするために次のライブラリが含まれている必要があります。
jobaccess.jar
Oracle Access Manager SDK からこのファイルをコピーします。
openfedlib.jar、amserver.jar、および opensso-sharedlib.jar
opensso.war からこれらのファイルをコピーします
servlet.jar or javaee.jar
GlassFish の lib ディレクトリをコピーします。理想的には、javax.servlet.http.Cookie などの標準の Java EE クラスを持つ JAR ファイルが適当です。
次のソースファイルを含むディレクトリです。
com/sun/identity/authentication/oblix/OblixAuthModule.java
com/sun/identity/authentication/oblix/OblixAuthModule.java
com/sun/identity/authentication/oblix/OblixPrincipal.java
com/sun/identity/saml2/plugins/OAMAdapter.java
このクラスは、SAML サービスプロバイダの SAML2 プラグインアダプタです。このクラスは OpenSSO のセッションサービスを使用して Oracle Access Manager に対してリモート認証を実施します。
このディレクトリには OpenSSO の Oblix 認証スキームのソースファイルが含まれています。これは C ベースの認証モジュールで、検証のために OpenSSO C-SDK を利用しています。
oam/solaris/authn_api.c
このファイルは OpenSSO の Oblix カスタム認証スキームを実装します。
oam/solaris/include/*.h
認証スキームをコンパイルするすのに必要なヘッダーファイルすべて。
oam/solaris/AMAgent.properties
OpenSSO エージェントの設定ファイルのサンプル。これは、OpenSSO セッションを検証するための認証スキームに必要です。