アイデンティティープロバイダ側で、アイデンティティープロバイダの XML メタデータを生成し、idp.xml という名前のファイルにそのメタデータを保存します。
Oracle OpenSSO 8.0 Update 2 の場合、exportmetadata.jsp を使用します。次に例を示します。
http://opensso-idp.example.com:8080/opensso/saml2/jsp/exportmetadata.jsp
必要な場合は、サービスプロバイダ側で Fedlet の ZIP ファイルを解凍します。
.NET Fedlet の asp.net/conf フォルダから次のファイルをアプリケーションの App_Data フォルダにコピーします。
sp.xml-template
sp-extended.xml-template
idp-extended.xml-template
fedlet.cot-template
App_Data フォルダで、コピーしたファイルの名前を変更して、各ファイルの名前から -template を取り除きます。
App_Data フォルダにコピーして名前を変更した各ファイルで、次の表に示すとおりにタグを置き換えます。
タグ |
置き換え後のタグ |
---|---|
FEDLET_COT |
リモートアイデンティティープロバイダおよび .NET Fedlet サービスプロバイダアプリケーションがメンバーとなっているトラストサークル (COT) の名前。 |
FEDLET_ENTITY_ID |
.NET Fedlet サービスプロバイダアプリケーションの ID (名前)。例: fedletsp |
FEDLET_DEPLOY_URI |
.NET Fedlet サービスプロバイダアプリケーションの URL。例: http://fedletsp.example.com/myFedletApp |
IDP_ENTITY_ID |
リモートアイデンティティープロバイダの ID (名前)。例: openssoidp |
アイデンティティープロバイダの標準メタデータ XML ファイル (手順 1 のもの) をアプリケーションの App_Data フォルダにコピーします。このファイルは idp.xml という名前にする必要があります。
.NET Fedlet asp.net/bin フォルダの Fedlet.dll ファイルおよび Fedlet.dll.config ファイルを、アプリケーションの bin フォルダにコピーします。
.NET Fedlet XML メタデータファイル (sp.xml) をアイデンティティープロバイダにインポートします。
Oracle OpenSSO 8.0 Update 2 の場合、OpenSSO 8.0 管理コンソールで「Common Tasks」の下にある「Register Remote Service Provider」ワークフローを使用して、.NET Fedlet サービスプロバイダのメタデータをインポートしたり、Java Fedlet サービスプロバイダをトラストサークルに追加したりできます。
要件によっては、.NET Fedlet のその他の設定を続けます。