Oracle OpenSSO Update 2 リリースノート

Procedure.NET Fedlet を設定する

  1. アイデンティティープロバイダ側で、アイデンティティープロバイダの XML メタデータを生成し、idp.xml という名前のファイルにそのメタデータを保存します。

    Oracle OpenSSO 8.0 Update 2 の場合、exportmetadata.jsp を使用します。次に例を示します。

    http://opensso-idp.example.com:8080/opensso/saml2/jsp/exportmetadata.jsp
  2. 必要な場合は、サービスプロバイダ側で Fedlet の ZIP ファイルを解凍します。

  3. .NET Fedlet の asp.net/conf フォルダから次のファイルをアプリケーションの App_Data フォルダにコピーします。

    • sp.xml-template

    • sp-extended.xml-template

    • idp-extended.xml-template

    • fedlet.cot-template

  4. App_Data フォルダで、コピーしたファイルの名前を変更して、各ファイルの名前から -template を取り除きます。

  5. App_Data フォルダにコピーして名前を変更した各ファイルで、次の表に示すとおりにタグを置き換えます。

    タグ 

    置き換え後のタグ 

    FEDLET_COT

    リモートアイデンティティープロバイダおよび .NET Fedlet サービスプロバイダアプリケーションがメンバーとなっているトラストサークル (COT) の名前。  

    FEDLET_ENTITY_ID

    .NET Fedlet サービスプロバイダアプリケーションの ID (名前)。例: fedletsp

    FEDLET_DEPLOY_URI

    .NET Fedlet サービスプロバイダアプリケーションの URL。例: http://fedletsp.example.com/myFedletApp

    IDP_ENTITY_ID

    リモートアイデンティティープロバイダの ID (名前)。例: openssoidp

  6. アイデンティティープロバイダの標準メタデータ XML ファイル (手順 1 のもの) をアプリケーションの App_Data フォルダにコピーします。このファイルは idp.xml という名前にする必要があります。

  7. .NET Fedlet asp.net/bin フォルダの Fedlet.dll ファイルおよび Fedlet.dll.config ファイルを、アプリケーションの bin フォルダにコピーします。

  8. .NET Fedlet XML メタデータファイル (sp.xml) をアイデンティティープロバイダにインポートします。

    Oracle OpenSSO 8.0 Update 2 の場合、OpenSSO 8.0 管理コンソールで「Common Tasks」の下にある「Register Remote Service Provider」ワークフローを使用して、.NET Fedlet サービスプロバイダのメタデータをインポートしたり、Java Fedlet サービスプロバイダをトラストサークルに追加したりできます。

次の手順

要件によっては、.NET Fedlet のその他の設定を続けます。