入出力装置を構成解除するには、その装置が閉じられている必要があります。
入出力装置を開いているプロセスを調べるには、fuser(1M) コマンドを使用します。
入出力装置に対して次の操作を行います。
AP の冗長性機能または Solstice DiskSuite のミラー化機能を使用して、ボードに接続されている装置にアクセスしている場合は、これらのサブシステムを再構成して、別のシステムボードのコントローラを使用してその装置またはネットワークにアクセスできるようにします。
ボード上に常駐パーティションを持つ Solstice DiskSuite メタデバイスなどのファイルシステムをマウント解除します (例: umount /パーティション)。
ボード上の常駐パーティションから Solstice DiskSuite または Alternate Pathing データベースを削除します。Solstice DiskSuite または AP データベースの格納場所は、ユーザが選択、変更できます。
Sun Enterprise Volume Manager が使用しているすべての専用領域を削除します。デフォルトでは、Volume Manager は、自身が管理する装置ごとに専用領域を使用します。このため、そうした装置は、Volume Manager の管理対象から除外してから切り離します。
切り離すボードに Sun RSM 2000 コントローラが搭載されている場合は、rm6 または rdacutil コマンドを使用してオフラインにします。
スワップ構成からディスクパーティションを削除します。
装置や raw パーティションを直接に開いている処理は、強制的に終了するか、その処理にボード上の開いている装置を閉じさせます。
切り離しに対して危険な装置がボード上に存在する場合は、その装置のすべてのインスタンスを閉じ、modunload(1M) コマンドでドライバを読み込み解除します。
ファイルシステムをマウント解除すると、NFS クライアントシステムがその影響を受けることがあります。